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#1985

ついに出そろったクラウン4モデル 進化し続ける“日本の高級車”

1955年に登場したクラウンは今年で70周年を迎え、国産乗用車としてはもっとも寿命の長いモデルとなった。初代は日本人の暮らしに合った国産量産車というコンセプトだったものの、高度経済成長とともに国民所得も向上し、次第に国産高級車というポジションを目指すようになる。そして1983年に登場した7代目から「いつかはクラウン」のキャッチコピーが使われるようになり、憧れのクルマとしての地位を確立したと言われている。
16代目となった現行型は、これまでのクラウンのイメージを大きく一新、2022年に異なる個性を持った4種類を世界初公開、同時に仕様によっては海外へ輸出することも公表した。以降、クロスオーバーを皮切りにスポーツ、セダンを順次発表、今年になってしんがりとなるエステートの販売が開始された。
今回はこの最新のエステートだけでなく、燃料電池仕様のセダンにもあらためて試乗し、クラウンというモデルのこれまでの変遷や現在の立ち位置、そしてこれからの方向性について探ってみる。
 
出演:松任谷正隆 / 渡辺慎太郎
登場車種:トヨタ クラウンZ(FCEV) / クラウン エステート Z