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#266

両親に“輝かしい老後”を 頑張り屋の娘 涙の恩返し

今回の依頼者は、埼玉県に住むまきこさん。自宅から2時間ほどの場所にある実家の状態を心配して、番組にSOSを出しました。実家で暮らす両親はともに70代。部屋はたくさんあるのに、家はモノであふれ、どの部屋もつまずく危険があります。特に母親はけがでの入院生活を機に、これまで通りに動くことが難しくなり、料理など母親の役割分担も減ってしまったことをまきこさんは気にかけていました。
母親が家で過ごす時間の大半は寝室とキッチンにいると聞いたやましたさんは、キッチンを使いやすく居心地の良い場所にし、安全な動線を作るべく、まきこさんと断捨離を開始。築50年の家ならではの作りで、キッチンの一方向の壁は全面が天井まで届く大きな収納になっていますが、厚い木の扉で閉ざされ、長い間眠ったままの調理器具や食器、日用品、食材が詰め込まれていました。その扉をすべて外して、いま必要なモノだけを残す大断捨離を決行。そして母親が「開閉するときに落ちてしまいそうでこわい」と話す、狭い段差のある場所に置かれた冷蔵庫。この問題を解決することも今回の断捨離の目的です。スッキリしていくキッチンの様子に「信じられない」とつぶやく母親。
離れて暮らす両親の幸せな今後を願い、娘が覚悟の一念発起で挑んだ実家の断捨離。安全を確保できる家に…その思いはどのような形で実を結ぶのでしょうか?