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#286

最愛の姉を安心させたい 妹が挑む自立への道

今回の依頼者は、埼玉県に住むさきこさん(31)。母親と二人で暮らす3DKの部屋は、モノは多いものの散らかっている印象はありません。どの部屋にも家族の写真があちこちに飾られ、「家族のことが大好き」と話すさきこさんの悩みは、大好きな姉との今の関係にありました。さきこさんは体調を崩してからしばらくの間、無職の状態が続いています。なかなか社会復帰できない彼女を心配する姉は、顔を合わせるたびに𠮟咤激励。最近は掛ける言葉も辛口傾向で、さきこさんは「大好きな反面、姉が怖い」と戸惑っていたのです。今は食事も母親の手料理が中心の生活。自分を見つめ直し、自立に向けた第一歩を踏み出すために、この断捨離を決意しました。
訪れたやましたさんは「さきこさんにはさきこさんのペースがあり、姉とも他人とも違う。部屋の初期化から始めて、動ける体制づくりをしよう」と提案。「この家からそんなにゴミは出ないと思っていた」と話すさきこさんでしたが、想像以上のゴミ袋の数に驚きつつも少しずつ断捨離と向き合っていきます。徐々にゆとりを取り戻していく部屋の変化とともに、さきこさんにも変化が…。自らの自立と、大好きな姉との心の距離。さきこさんのチャレンジの結果はいかに?