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今回の依頼者は、東京都小平市にある4LDKの一軒家に妻と3人の娘と共に暮らすもとしさん、50歳。家の中はどこもモノであふれていますが、一番多いのはもとしさんの部屋。大量の段ボール箱が天井近くまで積み上げられています。その数、なんと100個! 中身は、昭和に発行された道路地図、高校時代に使っていた英語の教材、小学生時代の作品など、古いモノばかり。実はもとしさん、これまでの人生でほとんどモノを処分してこなかったのです。箱は年々増え続け、いまや娘たちの部屋まで侵食している始末。当然、家族からは「何とかしてほしい」と幾度も懇願されていますが、そのたびにもとしさんは突っぱねてきました。なぜそれほど処分したくないのか…理由は“罪悪感”。モノの命を奪うようで申し訳ない気持ちになるというのです。訪れたやましたさんは、部屋を見るなり「ここにあるモノはすでに生きてはいない、ごみ処分場にあるのと一緒」と一喝。箱に入れたままのモノはすでに遺体同然であり、ちゃんと葬ってあげるべきだと諭したのです。その言葉に目が覚めたもとしさんは、打って変わって積極的にモノを処分。断捨離は順調に進んでいきました。
そんなある日、ささいなことがきっかけで夫婦げんかが勃発。もとしさんは「こんな苦しい作業はしたくない、俺の気持ちを分かっているのか」と感情を爆発させます。生まれ変わったかのように見えたもとしさんですが、心の中は罪悪感であふれ、身を切られるような思いを味わっていたのです。苦しみを乗り越えて、もとしさんは最後まで断捨離を続けることはできるのでしょうか?