バックナンバー

#128

魚が食べたい!#128 長崎・大村湾

「魚が食べたい!」長崎県大村湾でお魚さがし。二重閉鎖性の海!大村湾は塩分濃度も低く、800種類もの水生生物が生息。長与港で幻!紫色のイシガニを籠漁で…絶品唐揚げ・味噌汁・浜ゆで堪能。まるで秘境⁉矢別港で最高難度のアカガイ漁に密着…巨大なケタで海底を掘り起こしながら網に!海底の地形を熟知&船のスピード調節!スゴ腕漁師登場!環境保全まで。アカガイの絶品刺身&希少天然シャコの浜ゆで。定置網で絶品コノシロ!

 

アカエイ
アカエイの刺し身
アカガイ
アカガイの刺し身
イシガニ
イシガニの唐揚げ
イシガニの味噌汁
コノシロ
コノシロの刺し身
シャコ
シャコの浜茹で
ヒラメ
ヒラメの刺し身
ムラサキガニ
ムラサキガニの浜茹で

 


 

珍しい紫色のイシガニを食べたい!
坪内ディレクターが、長崎県にある時津港を調査。大村湾漁協組合長の松田孝成さんにココでしか食べられない美味しい魚を伺うと「イシガニ」との答えが!?唐揚げにするのが一番美味しく、甲羅も含めて全部食べられるとのこと!本来は黒っぽい色だが、100匹に1匹ほど紫色の個体が獲れるという。
松田さんに漁師歴25年の久松正隆さんを紹介していただき、長与港へ。

 

久松さんと共にイシガニ漁へ出港!
この日は2匹のイシガニに加えて、稀少な紫色の「ムラサキガニ」も獲れた!生息している環境や餌の影響で紫色に変色すると考えられている。
イシガニの他にもシロメバル、メチャガイ、イイダコ、コウイカが獲れた。

 

帰港後、大村湾漁協に併設されている直売所で調理していただいた。
身が甘い「イシガニの唐揚げ」、久松さんオススメの「イシガニの味噌汁」、旨味が強いムラサキガニを素材の味を殺さないように「ムラサキガニの浜茹で」にした「イシガニのフルコース」を堪能!

 

秘境で暮らす名人のアカガイを食べたい!
続いては「アカガイ」を求めて、漁師の相川正司さんを訪ねるために矢別港へ。

 

相川さんと奥さんの愛子さんと共にアカガイ漁へ出港!
アカガイの他にもシャコ、ヨシエビ、オニゴチ、コモエイ、アカエイなどが獲れた。エイは煮付けで食べるのが一般的だが、漁場の近い大村湾では鮮度が良いため、刺身で食べる風習があるという。

 

帰港後、相川さんに調理していただいた。
「アカエイとアカガイの刺身」は絶品で、アカエイは生臭く無く、アカガイは噛めば噛むほど甘みが!さらに、「シャコの浜茹で」「オニゴチの唐揚げ」「アカガイの煮つけ」を堪能!

 

秘境で暮らす名人のウニを食べたい!
相川さんに誘っていただき、共にウニ漁へ出港!
近年、ウニが大発生し海藻が激減していることから、駆除と販売を目的に毎日獲っているそう。
甘みのある「ムラサキウニの刺身」を堪能!

 

秘境で暮らす名人のコノシロを食べたい!
家族の日課の定置網漁にも同行させていただくことに。獲れて最も嬉しいのは「コノシロ」だという。

 

相川さんと愛子さん、長男の賢次さんと共に定置網漁へ出港!
コノシロは出世魚で、成長に伴って「コハダ」「ツナシ」「コノシロ」と呼び名が変化する。一般的にコノシロは小骨が多く敬遠されがちだが、大村湾では最も珍重されているそう。モンゴウイカとコノシロを狙うヒラメも獲れた。

 

帰港後、相川さんに調理していただいた。
脂がたっぷりのって甘い「コノシロの刺身」、エサや塩分濃度の関係で味が濃い「ヒラメの刺身」を堪能!

 

スポット情報「大村湾漁協 直売所」
「大村湾漁協 直売所」では、「アカガイ刺身」「コウイカ刺身」など、その日獲れた魚をリーズナブルな価格で販売!
・住所:〒851-2105 長崎県西彼杵郡時津町浦郷542-18
・電話:095-882-2415
・営業時間:午前9時~午後5時(平日)、午前9時~午後4時(日・祝)
・公式サイト:https://www.city.nagasaki.lg.jp/kosodate/530000/535000/p009041.html