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#118

大将伸介 本と温泉 理事長

インターネットで何でも買える今、そこに行かなければ買えない本がある。関西有数の温泉地 城崎温泉で、万城目学や湊かなえが書き下ろした作品が限定販売されている。志賀直哉が「城の崎にて」を書いて100年、再び文学で町を盛り上げようと旅館の若旦那達が取り組む「本と温泉」プロジェクトだ。流通にのせない本の装丁は遊び心に溢れている。 これからの100年 読まれ続けるアタラシイ本作りに込められた思いとは?

たいしょう しんすけ

1976年兵庫県生まれ。
城崎温泉の旅館「錦水」の若旦那。
2013年、城崎温泉旅館経営研究会(旅館の若旦那が集う、通称 二世会)で、
「文学の町、城崎温泉」をもう一度復活させようとNPO法人「本と温泉」を発足。
ブックディレクター幅允孝とタッグを組み、万城目学、湊かなえといった
人気作家が書き下ろした 城崎が舞台の作品を世に送り出す。
これらの本は、外湯めぐり、松葉蟹や但馬牛にも負けない城崎名物になろうとしている。