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#263

中島大貴 有限会社ナカシマファーム 酪農家

中島が作るのは、「ホエイ」を利用した日本初のブラウンチーズ。
ホエイとは、ナチュラルチーズを作る工程で分離される水分のことで、
原料である生乳の8割から9割はホエイになるという。
栄養価は高いのだが、保存が効かないため、大量にできてもこれまで
製造業者は廃棄を余儀なくされてきた。
中島は、チーズ職人である前に酪農家であるという立場から、
ホエイを廃棄することを看過できずブラウンチーズを作り始めたのだ。
試行錯誤の末に完成したブラウンチーズは、直営店を始めwebショップでも
多くの人から支持を得るものになった。
さらに中島は、フードロス削減のためにブラウンチーズを様々なコンペティションに
出展している。
『フードロスを減らしましょう』と呼びかけることも大切だが、美味しくてみんなが自然と
食べる…その結果、フードロスに繋がるほうが長続きすると考えているためだ。
だから第三者に、ブラウンチーズが美味しいものだと認めてもらう必要があると考え、
様々なコンテストに出品している。
日本の第一次産業を元気にするべく、様々な取り組みを模索する中島が考える未来とは?
 

なかしま ひろたか

1986年10月7日生まれ
佐賀県嬉野市出身。ナカシマファーム3代目。
 
2009年より家業の酪農に就農
2011年より酪農のかたわら独学でチーズ作りに着手し、翌年チーズ工房をオープン
2018年日本最古の乳製品「蘇」とノルウェーのブラウンチーズにヒントを得て、
自身の牧場の生乳から排出したホエイを使い、日本初のブラウンチーズ作りを完成。
同年、Japan Cheese Award 金賞、
2019年World Cheese Award銅賞を受賞。
 
現在も牛乳を使い様々な角度から食を豊かにする活動をつづけている。