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#265

堀池洋平 株式会社モンドデザイン 代表取締役

「エコな製品でも、やっぱりカッコ良くないと使ってもらえない。」
そう考えた堀池が作ったのは、タイヤチューブをメイン材料として製作したバッグ。
タイヤチューブはタイヤと一緒に再生ゴムの原料になったり、燃やしてエネルギーとしてリサイクルされることが多い。
しかし、堀池はほぼ洗浄するだけでそのまま材料として使用している。
CO2もほとんどでない。
耐久性、防水性があり、しかも使い込まれたタイヤチューブには年輪のように模様が刻み込まれ、一つ一つ違った表情のバッグを作れるという。
湾曲やうねりのあるチューブは縫製が難しいが、熟練の日本の職人と試行錯誤を重ね、商品化を実現した。

ほりいけ ようへい

1980年神奈川県生まれ。
グラフィックデザイナーとして働くかたわら、環境やエコに興味を持ち始め
廃材を使った「エコでみんなが欲しいモノ」を作ろうと26歳で起業。