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#314

高倉葉太 株式会社イノカ 代表取締役CEO

生物多様性に富み、海の生態系の根幹ともいえるサンゴ礁。
しかし、多くのサンゴは地球温暖化や乱獲により絶滅の危機にある。
高倉はそんなサンゴを守るべく、都会の水槽の中にサンゴが育つ環境を
再現することに成功した。水槽管理のエキスパートが培ったノウハウと
AIやIoTを融合させ、海と同じ環境を維持できる「環境移送技術」を確立。
そうして生まれた美しい水槽を使って、海の生態系の大切さを「ひろめ」、
サンゴをはじめとした絶滅危惧種を「のこし」、さらに、サンゴの癒し効果や
医薬成分を研究するなど、サンゴ自体を「いかす」活動にも乗り出している。
全ての水生生物を未来にのこし、その価値を人々に届ける「イノカ の方舟」
も構想中。アクアリウムで人と自然の新たな在り方を創造する。

 

たかくら ようた

1994年 兵庫県生まれ。
 
東京大学工学部卒業後、落合陽一などを輩出した研究室でAIや
機械学習の研究に携わる。在学中にハードウエア開発の会社を
仲間と設立したが、「人生をかけてこれをつくりたい」と思え
るものに出会えずにいたところ、ある人との会話から、中学生
の頃から趣味だったアクアリウムの可能性にあらためて気づき、
これで勝負しようと決断する。
その後、現在、イノカ の最高水槽責任者であるアクアリストの
増田直記と出会い、2019年4月に株式会社イノカ 創業。
海の生態系を再現する独自の技術を通して、Appleに匹敵する
世界の変革を目指す。