石川県加賀市にある「片山津ゴルフ倶楽部」白山コースを探訪。
2026年に「日本女子プロ選手権」が予定される北陸屈指のチャンピオンコースです。
グリーンを取り囲むアリソンバンカー、日本海から吹き上げてくる風のハザード
頂上が見えない砲台グリーンなど、戦略性に富んだコースに松木安太郎が挑みます。
金沢カレーの鍋焼きうどん、鯖の棒寿司など、石川ならではの絶品ランチも紹介します。

 
【出演】
松木安太郎
松原果音（プロゴルファー）

石川県　片山津ゴルフ倶楽部
石川県加賀市にある、アリソンの孫と呼ばれる北陸屈指のチャンピオンコース。
1957年に開場。豊富な黒松でセパレートされ、自然の起伏を活かした戦略的なコースで、白山コース・加賀コース・日本海コースの3コースあり、今回は白山コース（18ホール/Par72/7118Y）を堪能！
過去にはメジャー大会が開催され、2026年には日本女子プロ選手権が開催予定となっている。
設計したのは佐藤儀一氏。井上誠一氏、上田治氏と並び昭和のゴルフコース設計界の三傑と言われ、プレーヤー目線のコース作りが特徴。
前回の放送で、コースの特徴を総支配人の小竹由則さんに伺うと、雄大なコースには1万本の松と96個のバンカー、高さ3m超えのモンスターバンカーがあるのだそう。

＜施設情報＞
・住所：〒922-0401 石川県加賀市新保町ト1の1
・電話：0761-75-4800
・公式サイト：https://www.katayamazugc.co.jp/

近隣スポット「加賀片山津温泉 総湯」
加賀平野で最も大きい湖・柴山潟のほとりにあるガラス張りの公衆浴場。
設計したのは、ニューヨーク近代美術館MoMAの増築や、 GINZASIXの設計を担当した谷口吉生氏。
しっとりと温もりしみわたる湯の泉質は、冷え性や疲労回復などに効能があると言われ、浴室は柴山潟の景色が楽しめる「潟の湯」、樹木に囲まれ安らぎと癒やしを感じることができる「森の湯」がある。

＜施設情報＞
・住所：〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉乙65番地2
・電話：0761-74-0550
・公式サイト：https://sou-yu.net/

近隣スポット「橋立漁港」
日本海が近く、新鮮な魚介が豊富に水揚げされ、中でも橋立漁港のズワイガニは鮮度が高く「加能ガニ」と呼ばれ、ブランド蟹となっている。

＜スポット情報＞
・所在地：石川県加賀市

近隣スポット「やまは水産」
橋立漁港のすぐ近くにある「やまは水産」では、魚介を卸売価格で販売し、観光客だけでなく地元の人も買いに来る。

＜施設情報＞
・住所：〒922-0552 石川県加賀市田尻町浜山1-3
・電話：0761-75-1414
・公式サイト：http://www.yamaha-suisan.co.jp/

今回の探訪者：松木安太郎さん、松原果音プロ
今回探訪するゴルフ好きはサッカー解説者の松木安太郎さん。ゴルフ歴29年で、ベストスコアは77。共にラウンドするのは松原果音プロ。得意なクラブは58°で、四国学院香川西高校で腕を磨いた。
ゴルフ場の特徴を解説するのは江ヶ崎忠晴さん。ゴルフ歴34年で、ベストスコアは73、ラウンドしたゴルフ場は1130コース。

こだわりの絶品ランチ
和食の料理長・塩谷敬行さんと、洋食の料理長・上口努さんに、こだわりのメニューを紹介していただいた。
今回は、コシのある、のどごしの良いうどんで、〆にはご飯とチーズを入れてリゾット風にできる「金沢カレーの鍋焼きうどん」、自家製デミグラスソースと香味野菜で4時間ほど煮込んだ「昔ながらのタンシチュー」、人気メニューの「鯖の棒鮨」を堪能！

16番ホール「グリーンを守る砂の要塞」
16番ホール/485Y/ほぼストレートのPar5。フェアウェー左サイドのバンカーを越えるには190Y必要。
このホールで1番注意したいのは、グリーン周り。花道は無く、グリーン手前に深いアリソンバンカーが口を開けて待っているため、しっかりとしたマネジメントが必要となる。

17番ホール「3つのハザード」
17番ホール/153Y/打ち下ろしのPar3。グリーン左サイドの大きな池と、右サイドの3つのバンカーがプレッシャーとなり、3つ目のハザードは、日本海からのアゲインストが吹くことが多く、風が読みづらくなる。
池とグリーンの高低差がほとんどないため、真ん中を狙いたい。

18番ホール「絶妙に計算されたバンカーレイアウト」
18番ホール/331Y/Par4。フェアウェー両サイドにバンカーがあり、フェアウェーはクランク上にあるため、落としどころの正確性が求められる。
最終ホールに相応しく、グリーンの左右にはアゴの深いアリソンバンカーが待ち受けている！