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放送内容

#111

鳩山カントリークラブ

埼玉県鳩山町にある「鳩山カントリークラブ」を探訪。
 
「水の魔術師」と称される小林光昭が設計を手掛け
池の景観の美しさに戦略性を溶け込ませたデザインが特徴です。
 
送電線や鉄塔などは無く、フェアウェイも広くフラットなため
ゆったりとプレーを楽しめます。
 
但し、グリーンは大変速く、正確なアプローチが常に求められます。
 
美しさと戦略性を兼ね備えたコースを、北村晴男が堪能します。

 
【出演】
北村晴男
西畑萌香(プロゴルファー)

 


 

埼玉県 鳩山カントリークラブ
埼玉県鳩山町にある、“水の魔術師”小林光昭による関東の代表作。
1986年に開場し、18ホール/Par72/7155Y。都心からのアクセスにも恵まれ、池やバンカーが巧みに配置されており、過去には日本シニアオープンの他、男子プロのツアー会場にもなっている。
設計したのは三好徳行氏と小林光昭氏。小林氏は、コースに水のハザードを大胆に取り入れて、池の景観の美しさに戦略性を加える設計が特徴であることから、水の魔術師とも呼ばれ、鳩山カントリークラブは関東の代表作とされる。
ゴルフ場の特徴は、松に比べ背の低い杉が多く開放感があるほか、鉄塔や電線がないため景色をパノラマで楽しめる!フェアウエーは縦方向に芝を刈るゼブラカットが主流だが、鳩山カントリークラブでは芝を斜めに刈るダイヤモンドカットを取り入れているため、見た目も美しいコースになっている。※ゼブラカットのホールもある

 

<施設情報>
・住所:〒350-0302 埼玉県比企郡鳩山町大橋1186-2
・電話:049-296-5511(代表)
・公式サイト:https://www.hatoyamacc.jp/

 

近隣スポット「嵐山渓谷」
紅葉の名所として知られ、景観が京都の嵐山に似ていることから町の名前が「嵐山町」になったと言われている。

 

<スポット情報>
・所在地:埼玉県比企郡嵐山町鎌形地内
・電話:0493-81-4511(嵐山町観光協会)
・URL:https://www.ranzan-kanko.jp/keikoku

 

近隣スポット「咖哩(カレー)と甘味 ここか」
住居をカフェにリノベーションし、座席からは日本庭園を眺めることができるなど、京都を思わせるような風情があるカフェ。まろやかでコクのある黒カレーと、スパイスの効いたここかカレーの二つを楽しめる「あいがけカレープレート」や、季節によって内容が変わる季節限定のパフェがいただける。

 

<施設情報>
・住所:〒355-0221 埼玉県比企郡嵐山町菅谷819-2
・電話:0493-62-5454

 

今回の探訪者:北村晴男さん、西畑萌香プロ
今回探訪するゴルフ好きは弁護士の北村晴男さん。ゴルフ歴36年で、ベストスコアは69。共にラウンドするのは西畑萌香プロ。得意なクラブはパターで、エプソンツアーへの参戦経験あり。
ゴルフ場の特徴を解説するのは江ヶ崎忠晴さん。ゴルフ歴35年で、ベストスコアは73、ラウンドしたゴルフ場は1138コース。

 

<キャディー>
・石川純希さん(北村さん担当/キャディー歴4年)
・佐藤ゆりかさん(西畑プロ担当/キャディー歴5年)

 

プレイヤーをもてなす ひと工夫
クラブハウスの目の前にはオーチャードと呼ばれる芝生の広場がある。ここは立ち入り禁止エリアだが、2日に1度芝刈りを行うなどメンテナンスが行き届いている。
クラブハウスの中から見たときに、クラブハウスとコースの一体感を出すための敷地なのだそう。

 

高速バミューダグリーン
鳩山カントリークラブのグリーンには、ベント芝とバミューダ芝の2種類があり、夏場は暑さに強いバミューダ芝のグリーンを使用している。1年を通してグリーンスピードが10ft以上になるよう目指して管理しているのだそう。また、バミューダ芝は低く刈れるためスピードが出せる特徴がある。

 

1番ホール「水の魔術師 小林光昭の代表作」
1番ホール/346Y/Par4。フェアウエー左右にクロスバンカーがあり、左のバンカーまでは180Y。
右サイドは木がスタイミーになりグリーンを狙えないため左を狙うのがマスト!
ティーショットは打ち下ろしだが、2打目以降は打ち上げとなる。
今回ラウンドするのは右のBグリーンで、バミューダ芝でのプレーとなる。

 

7番ホール「池と戦略木のダブルハザード」
7番ホール/329Y/右ドッグレッグのPar4。フェアウエーのすぐ右には大きな池があり、グリーンの横まで続いている。残り100Y地点の右ラフにある大きなケヤキの木がポイントで、池越えを狙うティーショットやグリーンを狙うショットでスタイミーになることもある。
ケヤキを越えるにはキャリーが230y必要なので、220y地点が狙い目!

 

9番ホール「水の魔術師が仕掛けた丸池」
9番ホール/492Y/Par5。ティーから190Yで入るバンカーと、池がある右サイドには気をつけたい。また、フェアウエーの傾斜が池に向かっており、左サイドにも樹木が点在するなど、コースの難度を上げている。
その先には縦幅40Yの丸池があり、さらにグリーンの両サイドにはバンカーと、最後まで気が抜けないホールとなっている。

 

こだわりの絶品オリジナルランチ
料理長の須永登さんにオススメを伺うと、伸びにくい北海道産の麺に、豚骨・鶏・煮干しで作ったスープがこだわりの「鳩山タンメン」と、揚げ麺にあんかけをかけ、食べるタイミングでパリパリ食感とスルスル食感が楽しめる「石焼きあんかけ焼きそば」との答えが!
北村さんは「石焼きあんかけ焼きそば」、西畑プロは「鳩山タンメン」を堪能した。
食後はショップで人気の「甘美なくちどけ食パン」と「cocoroバームクーヘン」をお土産に購入した。

 

15番ホール「4連クロスバンカー」
15番ホール/391Y/Par4。200Y付近からコースが右に曲がっていくのだが、その右側には4つのバンカーが連なって待ち構える。
セカンド以降は打ち上げとなり、グリーンは縦長の2段で、ピンは1番奥となっている。

 

17番ホール「最後まで付きまとう池のプレッシャー」
17番ホール/123Y/池越えとなるPar3。グリーンの右手前はえぐれ、池が食い込んでいる。
バンカーから池に向かって下り傾斜と順目になっているほか、カップと池の間が短いため正確な距離感が求められる。

 

18番ホール「戦略性を問われる第2打」
18番ホール/495Y/ストレートのPar5。ティーから400Y先までハザードは左サイドのバンカーのみ。
フェアウエーは左が高く右が低いため、キャリーで220y出せる場合はバンカー越えが狙い目!
右サイドに見えてくる池は、フェアウエーに大きく食い込んでいる。
花道は絞られているため、グリーンへはキャリーのショットが求められる。