番組表
閉じる
メニュー
報道・ドキュメンタリー
#6:惣誉 生酛仕込 特別純米
#6
中村梅雀が酒語り
2025年12月10日(水)よる10:54~11:00
エンタメ・音楽
魚が食べたい!#248 青森県八戸漁港(サバ、シラウオ、ワカサギ)
#248
魚が食べたい!-地魚さがして3000港-
2025年12月10日(水)よる9:00~9:54
天上山(てんじょうやま)
#176
そこに山があるから
2025年12月10日(水)よる10:30~10:54
夢を追う夫としっかり者の妻 夫婦で切り拓いた就農への道
#151
工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました
2025年12月10日(水)よる10:00~10:30
映画・アニメ
シーズン611話 承認欲求?
#11
湖池屋SDGs劇場サスとテナ
2025年12月10日(水)よる8:54~9:00
BS朝日「ウェルビーイング放送中!」
テレビ局らしく、エンターテインメントにして届けていく。BS朝日の、新しい挑戦です。
BS朝日開局25周年記念サイト
BS朝日は2025年の12月に開局25年を迎えます。
BS朝日無料見逃し配信
放送終了後、期間限定で無料配信中!見逃し配信はTVerで!
銀のマルシェ
BS朝日 シニアビジネスプロジェクト始動! シニアが主役の番組・イベントなどに挑戦!
BS朝日×地方創生
BS朝日が取り組む地方創生:『発信』と『体験』“知る人ぞ知る地域の魅力”にフォーカス
BS朝日セールスサイト
効果的な広告配信でビジネスをサポート。 お気軽にご相談ください。
ジャパニーズウイスキーは、なぜ今、世界で愛されているのか――。 歌舞伎俳優・尾上松也が、その答えを求めて日本のウイスキー発祥の地・山崎を訪ねます。 桂川・宇治川・木津川が合流する霧深い里は、湿潤な気候と名水「離宮の水」に恵まれ、古くから茶人や文化人に愛されてきた土地。ここに、日本初の本格的なモルトウイスキー蒸溜所が建てられ、百年にわたる歴史が幕を開けました。模倣から本物の製法を学んだ先人たちが、我が国ならではのウイスキー文化を生み出し、やがて世界に誇れる味わいへと進化させていったのです。
松也が足を踏み入れた山崎蒸溜所では、今も匠の手によって多彩な原酒が生み出されています。仕込みから発酵、蒸溜、そして熟成へ――木桶とステンレスの発酵槽、形の異なる十数基の蒸溜釜、さらに何種類もの樽を使い分けることで、個性豊かな原酒が育まれます。それはまるで多彩な役者が一堂に会して舞台をつくり上げるかのよう。 こうして生まれた多種多様な原酒を組み合わせ、理想の味わいへと磨き上げるのが「ブレンダー」です。その中心に立つのが、日本を代表するチーフブレンダー。美味品質への追求のために、たった一滴の違いさえも見逃さず、日々のテイスティングを通して“味の設計図”を描きます。長年にわたり積み重ねられた感性は、機械にもAIにも代えられない人間だけの技。繊細な味わいを守るその技は、若き世代のブレンダーたちへと受け継がれ、日々の訓練と対話によって磨かれています。伝統を絶やさず次へ託す営みも、歌舞伎と同じく日本文化の本質を体現しているのです。
さらに舞台はロンドンへ。世界の名酒が集まる本場イギリスは、ウイスキー文化の揺るぎない中心です。そんなロンドンのショップやバーでは、スコッチと肩を並べてジャパニーズウイスキーが扱われ、香りと味わいに魅了された愛飲家たちの声が響きます。食文化の一部として定着し、国際的な舞台で確かな存在感を放っているのです。
そして、そこで開かれた、世界的な酒類のコンペティション「ISC」を取材。各国の名だたるウイスキーが集うその審査で、今回、ジャパニーズウイスキー「山崎18年」が最高賞を受賞しました。山崎蒸溜所と日本のブレンダーが積み重ねてきた努力の結晶が、大輪の花を咲かせ、世界の頂点に立ったのです。
尾上松也の目を通して描かれる、土地・歴史・人の物語。グラス一杯の琥珀色には、日本の自然が育んだ恵み、匠の技の継承、そして伝統を超えて挑み続ける精神が宿っています。海を越えて世界中に広がり、人々の心を魅了する秘密に迫ります。 ■出演 尾上松也(歌舞伎俳優)
■ナレーション 内藤剛志
ジャパニーズウイスキーは、なぜ今、世界で愛されているのか――。
歌舞伎俳優・尾上松也が、その答えを求めて日本のウイスキー発祥の地・山崎を訪ねます。
桂川・宇治川・木津川が合流する霧深い里は、湿潤な気候と名水「離宮の水」に恵まれ、古くから茶人や文化人に愛されてきた土地。ここに、日本初の本格的なモルトウイスキー蒸溜所が建てられ、百年にわたる歴史が幕を開けました。模倣から本物の製法を学んだ先人たちが、我が国ならではのウイスキー文化を生み出し、やがて世界に誇れる味わいへと進化させていったのです。
松也が足を踏み入れた山崎蒸溜所では、今も匠の手によって多彩な原酒が生み出されています。仕込みから発酵、蒸溜、そして熟成へ――木桶とステンレスの発酵槽、形の異なる十数基の蒸溜釜、さらに何種類もの樽を使い分けることで、個性豊かな原酒が育まれます。それはまるで多彩な役者が一堂に会して舞台をつくり上げるかのよう。
こうして生まれた多種多様な原酒を組み合わせ、理想の味わいへと磨き上げるのが「ブレンダー」です。その中心に立つのが、日本を代表するチーフブレンダー。美味品質への追求のために、たった一滴の違いさえも見逃さず、日々のテイスティングを通して“味の設計図”を描きます。長年にわたり積み重ねられた感性は、機械にもAIにも代えられない人間だけの技。繊細な味わいを守るその技は、若き世代のブレンダーたちへと受け継がれ、日々の訓練と対話によって磨かれています。伝統を絶やさず次へ託す営みも、歌舞伎と同じく日本文化の本質を体現しているのです。
さらに舞台はロンドンへ。世界の名酒が集まる本場イギリスは、ウイスキー文化の揺るぎない中心です。そんなロンドンのショップやバーでは、スコッチと肩を並べてジャパニーズウイスキーが扱われ、香りと味わいに魅了された愛飲家たちの声が響きます。食文化の一部として定着し、国際的な舞台で確かな存在感を放っているのです。
そして、そこで開かれた、世界的な酒類のコンペティション「ISC」を取材。各国の名だたるウイスキーが集うその審査で、今回、ジャパニーズウイスキー「山崎18年」が最高賞を受賞しました。山崎蒸溜所と日本のブレンダーが積み重ねてきた努力の結晶が、大輪の花を咲かせ、世界の頂点に立ったのです。
尾上松也の目を通して描かれる、土地・歴史・人の物語。グラス一杯の琥珀色には、日本の自然が育んだ恵み、匠の技の継承、そして伝統を超えて挑み続ける精神が宿っています。海を越えて世界中に広がり、人々の心を魅了する秘密に迫ります。
■出演
尾上松也(歌舞伎俳優)
■ナレーション
内藤剛志