番組表

放送内容

#148

リアル脱出ゲームクリエイター 加藤隆生

様々なシチュエーションを舞台に、参加者自身が物語の主人公となり、謎を解きながら脱出を試みる体験型エンターテインメント「リアル脱出ゲーム」。
その生みの親が、株式会社SCRAP代表・加藤隆生(51)だ。
 
京都で育った加藤は、大学卒業後に音楽の道に進み、メジャーデビューも経験。その活動資金を得るために制作していたフリーペーパー「SCRAP」の企画として、2007年に京都の小さなギャラリーで開催したのが、「リアル脱出ゲーム」の始まりだった。
以来、現実の世界を物語の舞台にする発想で、球場や遊園地、街そのものを使った数々の作品を企画してきた。また、全国に常設店舗を展開し、名探偵コナンをはじめとする人気作品とのコラボレーションも次々と実現。累計1700万人以上を動員する一大エンターテインメントへと成長させ、昨年には第74回芸術選奨新人賞メディア芸術部門を受賞した。
 
「非日常を体験してほしい」と語る加藤。
昨年、新たなゲーム舞台として選んだのが、故郷・京都の町家だ。参加者は築130年の町家の敷地内を縦横無尽に探索しながら、この町家に住んだ一族の殺人事件の謎を追う。海外の城や宮殿を舞台にした体験に着想を得て、日本ならではの歴史と物語を融合させた、かつてない没入体験だ。
 
人を夢中にさせる“面白そう”を追い求めてきた男。その新たな創造に、カメラが迫った。