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#123

「夏越の祓」(京都府 車折神社)

水無月の 夏越の祓 する人は 千歳の命 のぶというなり

1年のちょうど半年が過ぎた6月30日は、「夏越の祓(なごしのはらえ)」。半年分の穢れを落とし、後半の半年の健康と厄除けを祈願する行事で、この歌を口ずさみながら「茅の輪(ちのわ)」を3回くぐります。また、この日に食べるものがあります。「水無月」という和菓子で、かつては高級品で庶民にとっては高嶺の花だった氷を模したものです。これを食べることで蒸し暑い夏を乗り越えようという願いが込められています。