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#158

「五百羅漢と南天」

京都市伏見区の石峰寺は、江戸時代中期の画家・伊藤若冲が晩年を過ごしたお寺。裏山の竹林の中には、若冲が下絵を描き、石工に彫らせたとされる石仏「五百羅漢」が集っています。泣いたり、笑ったり、怒ったり・・・風雪にさらされ苔むしていながらも、豊かな表情を見せてくれています。元々は千体以上あったとも言われていますが、現在残っているのは500体余り、12月から1月にかけては、色鮮やかな南天が彩を添えます。