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江戸時代中期、京都が生んだ天才絵師「伊藤若冲」。生粋の京都人である若冲はこの地で、並外れた表現力と強烈な個性により、数々の傑作を残しました。そして同時代に活躍したもう一人の人気絵師「円山応挙」。写生重視の新しい画風で、京都画壇を風靡しました。18世紀、近隣で暮らし、画業の道を貫いた二人の絵師。彼らの人生を辿ると、京都の意外な一面が見えてきます。今回は芝翫さんが、そんな二人が生きた往時と変わらぬ風情を残す都で、時空の旅に出ます。
去年、生誕300年を迎え、今も冷めやらぬ若冲ブームに沸く京の台所、錦市場をぶらり。青果問屋の大店の長男として生まれた若冲は、野菜や魚や鶏などあらゆる命と向き合い、観察力を磨きました。錦市場のそこかしこで感じられる、若冲作品の源流とは?
若冲には、人生を変えた僧侶との出会いがありました。強く惹かれていった禅の教え。そして、当時の京都を代表する知識人たちとの交流から吸収した、海外の新しい文化は彼の作品にどのような影響を与えたのでしょう?その息遣いが感じられる名刹へ…。また、若冲に影響を与えた人物が営んだ、鴨川のほとりの文化サロンとは?
一方、貧しい農家に生まれ、10代から〝生きるため〟の絵を描き始めた円山応挙。まるで観光ガイドのような作品の数々をもとに、京都名所巡り。3D感満載の応挙作品の、根源を支えたものとは?
さらに二人の晩年を襲った「天明の大火」。焼け出された彼らが、それぞれ身を寄せた土地へ。浮き彫りになったのは、まさに〝光と影〟とも言うべき、対照的な運命。画業の終焉…。そこには、現代に生きる私たちにとって大切なメッセージが残されていました。
エネルギーあふれる当時の〝京都だから〟こそ開花した二人の奇才。彼らの波瀾万丈の人生と鋭い目線を通し、いにしえの都が育んできた風土と命の輝きに迫ります。