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#120

海の都 天橋立と伊根

京都にある日本三景のひとつ「天橋立」。その絶景が広がる丹後の海には、「海の都」とも呼ぶべき、京の都との深い繋がりがありました。今回は、俳優・中村雅俊さんが天橋立と、海の上に建つ「舟屋」で知られる伊根を訪ね、この地に息づく豊かな暮らしを体感。都との意外な関係を紐解いていきます。
まずは、穏やかな伊根湾に浮かぶ、風情ある舟屋の風景と対面。さらに、軒を連ねる舟屋に近づき、地元の方にその内部を案内して頂きます。そこには、海と共に生きるための、昔ながらの様々な工夫がありました。そして、この地の暮らしを象徴するのが、地元の人々が大切にする「同等一栄(どうとうひとつえ)」という言葉。その意味とは?
また、都との意外な関係を物語るのが、京都の中心、祇園の「八坂神社」と同じ名の社。しかもそこには、「海の祇園祭」とも呼ばれる行事が守り継がれていました。この地になぜ、祇園祭が?海の上を行く勇壮な船屋台には、伊根の人々ならではの願いが。

さらに中村さんは船タクシーに乗り、海から伊根の絶景を楽しみます。かつて海の流通と都の食文化を支えていた港の歴史を知ることに。また、先人たちが守り継いできたこの風景を、未来に繋げようと奮闘する地元漁師との、心のふれあい。伊根自慢の新鮮な海の幸も堪能します。
そして、ここ伊根で生まれたという浦島太郎伝説の舞台へ。宇良神社、別名、浦嶋神社。しかし、この地に伝わる浦島伝説は、私たちが知るストーリーと少し違っていました。その物語を紐解くと、次第に明らかになってゆく、壮大な歴史ロマン。浦島太郎は実在した?大陸との深い関係。実はここ丹後には昔、巨大国家があった?さらに、伝説の玉手箱を目の前にした中村さん。そこで起こったこととは?
海の都・伊根の風景と人々の温もり、穏やかな波に心癒される旅です。
  
【専門家出演者】
●京都府立丹後郷土資料館 資料課(歴史担当) 技師
稲穂 将士さん