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#109

聖徳太子伝説の舞台! 飛鳥ロマン

中村雅俊さんと笑い飯・哲夫さんが、京都を離れ、奈良を巡る人気シリーズ。今回は、奈良のスーパースター・聖徳太子にまつわる謎を解き明かす旅へ。今回の旅で探るのは、聖徳太子に関する4つの謎です。
最初の謎は「聖徳太子は実在したのか?」。この謎に対して、哲夫さんは「確実に存在した」と断言します。その証を求めて訪ねたのは、聖徳太子生誕の地と伝わる橘寺。太子の名前に秘められた逸話、愛馬・黒駒にまつわる驚きの伝説、そして存在の証とされる蓮華塚の秘密を紐解きます。
続く謎は「聖徳太子は聖人君子だったのか?」。旧札の肖像のように平和と仏教を重んじるイメージが強い太子。しかし、訪れた信貴山・朝護孫子寺で明らかになるのは、鎧をまとい戦った武人としての一面です。仏教を広めるため、親族である蘇我馬子と共に戦った太子の姿と、毘沙門天や巨大な寅の像との深い繋がりを探ります。

3つ目の謎は「聖徳太子はなぜ都を離れ斑鳩に移ったのか?」。聖徳太子は当時の都・飛鳥を離れ、斑鳩の地に居を移します。その理由を求め、飛鳥時代の貴重な仏像が残る「法輪寺」へ。外交手腕にも優れた太子が新しい文化をいち早く取り入れようとした、斑鳩の地の戦略的な秘密に迫ります。
最後の謎は「太子信仰とは一体何か?」。死後、聖徳太子は聖人として神格化され、各地で信仰の対象となりました。達磨寺で語られる、太子と達磨大師の不思議な逸話や、愛犬・雪丸にまつわる伝説。その一つひとつが、太子信仰の深さを物語ります。
他にも蘇我馬子のお墓とされる石舞台古墳で古代の権力の大きさを肌で感じ、あすかルビーを使った絶品スイーツも堪能。
1400年の時を超えて、聖徳太子の知られざる一面と歴史ロマンに出会う旅を満喫します。