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#110

幕末のモテ男 土方歳三 本当の素顔

幕末のヒーローとして絶大な人気を誇る新選組。中でも人気なのが、土方歳三。「鬼の副長」と呼ばれ怖いイメージがありますが、幕末きってのモテ男としても知られています。なぜモテたのか?果たして、本当のところはどうだったのか?今回は、俳優・内藤剛志さんが歴史作家の河合敦さんとともに新選組ゆかりの地を歩き、「幕末のモテ男 土方歳三」の素顔を探ります。
旅のはじまりは、新選組が結成当初、拠点の一つにしていた壬生寺。今では境内に近藤勇、土方歳三の像があり、新選組ファンにとって特別な場所。壬生寺歴史資料室では、新選組の隊服に関する意外な秘話を知ることに。
土方の素顔と出会うため、まず向かったのは、新選組の屯所として使われた八木邸。土方らが、新選組初代局長・芹沢鴨を暗殺した現場です。八木家15代目当主が語る、その夜の緊迫した状況とは?土方の「鬼」としての面影が色濃く浮かび上がるこの場所。さらなる鬼の一面を探るため、旧前川邸へ。こちらも新選組隊士たちの屯所として使われた屋敷です。最も奥に位置する蔵は、土方が壮絶な拷問を行った場所。その目的は?そして、近藤勇が書いた戸板の文字も拝見。土方は、ただの鬼ではなかった?

続いて訪ねたのは、西本願寺。ここで浮かび上がるのは、土方の「知恵者」としての顔。さらに新選組の元隊士・伊藤甲子太郎の暗殺現場近くに位置する本光寺へ。この暗殺から、土方がどんな知恵者だったのかが明らかに!
そしていよいよ、「土方は本当にモテたのか?」を探るため、江戸時代の京都を代表する花街・島原の揚屋「角屋」へ。新選組幹部も通っていたこの場所には、数々の逸話が。土方が自ら書いた手紙から、いかにモテたかを検証!?
また土方が愛した味や意外な趣味からも、その人柄に迫ります。土方歳三の“新しい素顔”に出会える旅です。