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#111

木村多江 私だけの憩いの京都 〜路地・名刹・おばんざい〜

今回の旅人は、番組初登場の俳優・木村多江さん。京都が大好きな木村さんは、仕事で訪れることはもちろん、プライベートでも何度も足を運んでいるそう。そんな愛する京都のお気に入りのスポットを紹介していただきます。
まずは風光明媚な嵐山にある「竹林の小径」へ。時代劇の撮影で訪れた際に、まるでタイムスリップしたような気分になったという時の流れを忘れさせてくれる場所。訪れたこの日は、しっとりと降る雨が、竹林の美しさをより一層、際立たせていました。
木村さんが大好きだというのが京都の風情ある「路地」。今回は築100年以上の町家が並ぶ「あじき路地」へ。そこは、京都で創作活動をしている若手作家たちのアトリエやショップが。その中の一つ、切り絵作家が手掛ける京都や歴史をテーマにした美しい作品に出会い、木村さんも切り絵に挑戦。さらに、あじき路地を営む大家さんの温かな想いにも触れます。
木村さんが京都に来た時によく食べるという「おばんざい」。「先斗町ますだ」は木村さんが前々から行ってみたかったおばんざいの老舗。しかも誰もが知る名高い文豪が贔屓にしていたと言います。そんな名店で店主おすすめの一品や、夏にぴったりのメニューを味わいます。
そして、木村さんのとっておきの場所があるのが、鎌倉時代からの歴史を誇る京都を代表する禅寺「東福寺」。まずは東福寺の数ある見どころを楽しみます。美しい青もみじを楽しめる橋や、国宝の三門に登り、楼閣の中に広がる驚きの世界を体験。本殿では、圧巻の龍の天井画とともに、800年の歴史を感じさせる発見も。
そんな東福寺で木村さんのとっておきの場所が、国宝の建物がある寺院「龍吟庵」。昭和の名高い作庭家、重森三玲が手掛けた美しい3つの庭園の中で、木村さんが特に紹介したいという意外な庭とは…?
京都を深く愛する木村多江さんと一緒に、歴史と自然、アートが織りなす古都の魅力を巡る旅、是非お楽しみに。