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#118

先斗町 魅惑の路地歩き

京都有数の花街・先斗町。鴨川沿いに位置し、細い路地も数多い風情あるこの繁華街は、かつて昭和歌謡に歌われ、今では海外からの観光客にも人気のエリアです。今回はそんな先斗町の知られざる魅力を、中村雅俊さんがブラブラと散策しながら発見していきます。
まだ人通りが少ない先斗町通を歩いて行くと…、金魚が泳ぐガラス鉢や水槽などが並ぶ路地を発見。そこには「路地水族館」との文字が。一体なぜ路地に水族館があるのか?すぐ側にある雑貨店を訪ねると、先斗町の「まちづくり」に関わるキーマンが迎えてくれました。「以前は荒れていた」というこの町を見事に活性化させた、独自の哲学とは?ぜひ知っておきたい「先斗町の路地の歩き方」も学びます。
飲食店が多い先斗町の中には異色の店も…。続いて訪ねたのは、店頭に宝石や古いお金が並ぶ質屋です。二代目店主がこの場所からつぶさに見つめてきた時代の移り変わり。これまでに特に印象深かった質草、さらに店主のユニークな人柄も感じられる仰天エピソードとは?

続いては、先斗町の中でもひときわ大きな建物へ。そこは今、大ヒット中の映画「国宝」のロケ地としても注目されている「先斗町歌舞練場」。重要なシーンが撮影されたというロビーを拝見。また毎年5月、芸舞妓たちにより「鴨川をどり」が披露される舞台と客席の雰囲気も体感します。
さらに、先斗町誕生のワケを知るために「瑞泉寺」へ。そこに伝わるのは、豊臣秀吉の甥・豊臣秀次とその一族の悲劇。江戸時代初期の豪商・角倉了以による大プロジェクトが先斗町を生み出した?
先斗町で働く人たちオススメのグルメも堪能。お好み焼きに、芸舞妓が愛する蕎麦、夕暮れに訪ねたい川床のバーまで。
今まで知らなかった先斗町、楽しい発見の連続です!


【専門家出演者】
●うさぎのアトリエぴょんぴょこぴょん 店主/路地水族館 館長
 神戸啓さん
 
●お好み焼 やすべえ 店主
 時武康子さん
 
●お好み焼 やすべえ
 奥野周太さん
 
●質屋INOMATA 店主
 猪俣克己さん
 
●京都SKY観光ガイド協会
 中川健雄さん
 
●有喜屋 店長
 伊藤義右さん
 
●同志社女子大学 教授
 天野太郎さん
 
●バー アトランティス 店長
 服部奨太さん