相手が打つ前の一瞬の隙を捉えるカウンター「出ばな技」を武器に
去年のインターハイ女子個人で３位に輝いた香野伶奈（れいな）、18歳。
　
この春、福岡市にある剣道の強豪校・中村学園女子高校を卒業し福岡大学に進学。しかし、地元、大野城市を拠点に稽古を続けていくことを決めた。
　
決め手となったのは小学５年の頃から通い続ける
大野城市のスポーツ少年団の存在だ。
ここでは剣道七段の恩師・花田先生に稽古をつけてもらっている。　
　
さらに、父・貴則さんから得意の「出ばな技」を、今も丁寧に教わっている香野。
良い一本が決まるまで、日々、稽古は続く。
　
そんな香野の楽しみは、稽古後に祖母の家で親戚みんなと食べるご飯。
祖母の家が落ち着くそうで、香野の貴重なリラックスタイムとなっている。
　
自他共に認めるマイペースだが、剣の道一筋！
さらなる高みを目指す剣道・香野伶奈に原点に迫る。