番組表

次回放送予定

六本木 前編

ゲスト:宮本亞門
 
今年4月末に、六本木を代表する劇場、俳優座劇場が約70年の歴史を閉じます。そんな折にお届けする今回のテーマは、国際色豊かな大人の街「六本木」。ゲストは、20代の頃、六本木で振り付けを教えていたという、国内外で活躍する演出家の宮本亞門さん。そもそも、なぜ「六本木」というのか?雑誌を紐解くと…「六本の松があった説」や「木に関係する苗字を持つ6つの大名屋敷があった説」など様々な答えが!明治時代に入ると、六本木は軍隊の街と変貌。国立新美術館の別館には今でも生々しい無数の弾痕も。そして高速道路がまだない、都電が走る六本木交差点など、雑誌が特集する昭和の姿に…関口さんによる六本木懐かしトークが止まりません!さらに多くの芸能人が通ったシシリア、ニコラス、キャンティなど日本の食文化を変えた、六本木の老舗レストランに宮本亞門さんも大興奮!様変わりする六本木を、雑誌を通してじっくりと紐解きます。

番組概要

 

関口宏の雑誌の記憶

関口宏が「雑誌」という底知れない深い森に足を踏み入れる!
 
昭和平成とメディアのメインストリームであり続けた「雑誌」。
近年のネットの隆盛の中で、その存在感は薄くなっているものの昭和平成の「同時代の情報」は雑誌にしかないものが多く、今、ネットで検索しても出てこない貴重な「当時の生の情報」の宝庫と言えるのが、「雑誌」なのです。
 
現時点で136年分、日本で出版されたほとんどの雑誌を所蔵、世界的にも稀有な「雑誌の図書館」となっている大宅壮一文庫。
昭和のジャーナリストとして名をはせた大宅壮一が遺した雑誌をベースに生まれたこの稀有な図書館を舞台にした番組が始まります!
 
日本人が目にしてきた、雑誌が取り上げてきた様々な「トピック」。
残された雑誌に徹底的に目を通すと、そこには今こそ知りたい、貴重な情報が数多く浮かび上がってきます!
 
雑誌が伝えてきた、その時だからこそ書き残された「日本の今」を掬い上げることで、今、流行っているもののルーツや原点が浮かび上がることも!
関口宏が自らの体験や記憶を掘り起こしながら、当時を知るゲストと共に物事の「本質」に迫っていきます。
 
あなたの知らない、もしくは忘れていた記憶がよみがえる、これまでにない番組!
関口宏が迫る「雑誌の記憶」、ご期待ください!
 
 
【出演】
関口宏(タレント、司会者、俳優)

1943年生まれ
3代にわたる江戸っ子(祖父は神田の火消し、父は映画俳優、佐野周二)。
昭和38年NET(現テレビ朝日)シオノギ劇場「お嬢さんカンパイ」でデビュー。
その後、「青い山脈」「花と果実」「旅路」「元禄大平記」「油断」などのテレビドラマや、
東宝「社長シリーズ」、日活「白鳥」「四つの恋の物語」等、映画にも出演。
9年間フジテレビの「スター千一夜」の司会を務めた後、
TBS「クイズ100人に聞きました」「わくわく動物ランド」「関口宏の東京フレンドパーク2」「サンデーモーニング」
読売テレビ「ワンダーゾーン」「関口宏のびっくりトーク ハトがでますよ!」「輝け!噂のテンベストショー」
日本テレビ「知ってるつもり!?」
など幅広いジャンルの番組で司会者として活躍。
一方で、昭和52年には小柳ルミ子「星の砂」の作詞で日本作詞大賞作品賞を受賞。
昭和59年、フレーベル館から「人間これでいいのかな」を処女出版。

 

内田裕士 (放送作家・脚本家)
1992年よりテレビ番組の構成、ドラマの脚本に関わる。
「 所さんの目がテン!」「ぶらり途中下車の旅」「知ってるつもり?!」「食彩の王国」
「歴史サミットシリーズ」など多数。