放送内容

#8

国産車 後編

 
ゲスト:テリー伊藤
 
80万冊の雑誌が眠る、世界的にも珍しい図書館「大宅壮一文庫」。時代の移り変わりや文化、流行を刻むおよそ150年分の雑誌を通して今回は「国産車」の後編。ゲストは前編に引き続きテリー伊藤さん。まず30年前にテリーさんが車に関して取材を受けていた記事を発見。そこには常時5台所有しているというエピソードが。また日本最高峰の自動車レース「日本グランプリ」が初めて開催されたのは1963年。第2回が催された1964年の記事にテリーさんも大興奮!さらに国産車の活躍の場はどんどん広がり、映画の世界では「幸福の黄色いハンカチ」にはマツダファミリア、「007」ではトヨタ2000GTなどが劇中に登場し、車好きを夢中にさせたという特集記事も。そして故障も少なく、燃費も良い日本車は爆発的に世界で売れ、アメリカとの貿易摩擦は大きな問題に。その後、燃費や故障の少なさだけでなく海外の車に対抗できるラグジュアリーカーが登場する。雑誌の記憶から見えてくる国産車の話題は尽きない。