番組表

放送内容

#45

お酒 2

ゲスト:松尾貴史
 
「関口宏の雑誌の記憶」前回に続き「お酒」をテーマにお届けします。ゲストは、お酒を愛するあまりミニコミ誌まで発行した松尾貴史さん。語り尽くせなかったビールの話から、日本酒の奥深い世界までご案内します。明治時代には、実に100社以上のビール会社が存在していたことをご存じでしょうか? 関口さんも「そんなにあったの?」と驚くほど。そして話題は、今や世界が注目する日本酒へ。そこには意外な歴史や豆知識が隠されています。「酒が飲めない人」を意味する「下戸」という言葉が、かつては酒税の納付額と関係していたり、酒屋で立ち飲みを楽しむ「角打ち」の名前の由来など、興味深い秘話が満載。さらに、江戸の「下り酒」が透明だった理由や、かつて存在した「特級・1級・2級」という等級制度が、味ではなく税額で決まっていたという驚きの事実も登場。知っているようで知らなかったお酒の知識が次々と明らかになる、見どころ満載の一回です。