番組表

放送内容

#5

#5 東京・日本橋人形町「西洋御料理 小春軒」

江戸の面影を残す町、日本橋人形町。
その路地裏に、明治45年創業、100年以上にわたり暖簾を守り続けてきた洋食店がある。
西洋御料理「小春軒」。
 
第3代内閣総理大臣・山縣有朋に仕えた初代店主の技は、時代を超えて受け継がれ、いま四代目・小島祐二さん、そして五代目を継ぐ息子・祐太さんへと手渡されている。
厨房では、揚げ物と焼き物、それぞれの持ち場を親子が守る。
 
看板は、初代が生み出した「特製カツ丼」。
醤油、みりん、砂糖に加え、ブイヨンとデミグラスソースで仕立てた割下。
一口カツに煮込んだ野菜を重ね、仕上げは半熟の目玉焼き。
卵でとじない独自のスタイルは、卵が貴重だった明治の記憶を今に伝える。
家族の絆と、100年の味を求める人々が交差する「小春軒」の一日を追った。