番組表

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お知らせ

新作放送特別企画 無用庵隠居修行 一挙放送
■「無用庵隠居修行9月11日(月)よる7:00~8:54
■「無用庵隠居修行29月12日(火)よる7:00~8:54
■「無用庵隠居修行39月18日(月・祝)よる7:00~8:54【4K】
■「無用庵隠居修行49月19日(火)よる7:00~8:54【4K】
■「無用庵隠居修行59月26日(火)よる7:00~8:54【4K】
■「無用庵隠居修行69月27日(水)よる7:00~8:54【4K】
■「無用庵隠居修行79月28日(木)よる7:00~8:54【4K】新作

番組概要

4K時代劇スペシャル 無用庵隠居修行5
水谷豊×岸部一徳×檀れい 痛快エンタメ時代劇 待望の第5弾 放送決定!
奈津の元夫が出現!半兵衛 ✕ 奈津 ✕ 元夫の三角関係に!?
老中・定信と対立する江戸城・大奥、
幕府に潜む闇に半兵衛が挑む!

「だましゑ歌麿」シリーズの水谷豊×吉川一義監督が送る笑いとサスペンス、感動あり、人気痛快エンターテインメント時代劇の第5弾!
“隠居殿”水谷豊דお節介用人”岸部一徳דお転婆旗本息女”檀れい!
武士の日常を笑いで描きつつ、切なくも心温まる、そしてサスペンスフルなストーリー!
平成から令和へ、5年目を迎えた「無用庵」のエンタメ感はさらに進化!

 

初回放送日:2021年9月21日(火)よる8:00~9:54

■軽妙で重厚、感動の痛快時代劇エンタメ!今回はサスペンスフルな展開も!
直木賞受賞作家・海老沢泰久原作の短編時代小説「無用庵隠居修行」を、時代劇「だましゑ歌麿」シリーズの水谷豊✕吉川一義監督のコンビでドラマ化!
2017年に初めて放送され、以来、第4弾まで回を重ね、痛快エンタメ時代劇シリーズとしておなじみとなりました。その待望の第5弾が2021年9月、満を持して登場します。水谷豊✕岸部一徳✕檀れい、という豪華キャスト3人の軽妙なやりとりもすっかり板についた「無用庵」。格式ばった時代劇とは一線を画した3人のコミカルで軽快な絡みはそのままに、第5弾ではなんと檀扮する奈津の元夫が登場!水谷扮する半兵衛に思いを寄せる奈津の心が揺れ動く!?半兵衛は?2人を見守る岸部扮する用人・勝谷は…!?今回は気になる“恋の騒動”を繰り広げつつ、半兵衛が巨悪に立ち向かいます。

そして第3弾、第4弾に続き、今回も「無用庵」は4Kで制作。BS朝日4Kチャンネルでは高精細かつ臨場感あふれる時代劇としてもお楽しみいただけます。

主人公・日向半兵衛(水谷豊)は、直参旗本の大番士でしたが、出世のことしか考えない同僚に嫌気がさし「無用庵」でのんびりと隠居暮らしを始めます。新太郎(田中偉登)を養子にし、隠居生活も板についてきましたが、長年、半兵衛の世話をしている用人・勝谷彦之助(岸部一徳)は、若殿・新太郎の世話をしつつも、なんだかんだと大殿・半兵衛の様子を見にきては、半兵衛に惹かれている「お転婆」な奈津(檀れい)との縁談を進めようとします。半兵衛も奈津については満更でもないのですが、今は欲を捨て去り隠居をした身。今さら妻を娶る気などないと言いつつ、それでいてなかなか欲は捨てきれず…。

そんな半兵衛のもとへ、老中・定信(杉本哲太)が何者かに襲われたという知らせが入ります。大奥の権力者・大曽根(友近)と対立するなど、なにかと敵が多い定信。半兵衛は定信を警護する大番士たちを鍛え直す役目を仰せつかります。大番士たちを指導する場で半兵衛は留守居役の桧垣(武田真治)と出会い、意気投合しますが、なんと桧垣は奈津の元夫だったことがわかります。何も知らない半兵衛は桧垣と奈津を引き合わせてしまい、2人は動揺。復縁を望む桧垣に対して奈津は?そして半兵衛は?大人の恋の行方にざわつきながらも半兵衛らは、江戸で流行する麻疹(はしか)の特効薬に潜む大奥の闇に巻き込まれていきます。

隠居した武士の何気ない日常から、次第に幕府と江戸を巻き込んだ巨悪が暴かれていくサスペンスフルなストーリー。もちろん息のあった半兵衛✕勝谷✕奈津のユーモアあふれるやり取りやホロリとさせる人情味あふれるシーンも健在です。さらに、今回は半兵衛と奈津の初めての出会いも回想シーンとして登場。勝谷や奈津の両親が“仕組んだ”2人の出会いの舞台とは?

平成から令和へ、痛快エンターテインメント時代劇として変わらぬ人気を誇る「無用庵隠居修行」第5弾にご期待ください!

■注目の若手から安定感あるベテランまで!3人を盛り上げる豪華キャスト陣!
出演は、水谷豊、岸部一徳、檀れいのほか、半兵衛の悪行退治に力を貸す元御庭番衆・藤兵衛に田山涼成、半兵衛の奈津以外に気になる女性・料亭女将のお咲に中山忍、半兵衛の養子で書院番士・日向新太郎にNHK連続テレビ小説「エール」の田中偉登、その妻・おふみに「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」(NHK総合)の松風理咲、奈津の父・松田清四郎に橋爪淳、その妻・郁に市毛良枝、半兵衛の理解者でもある火付盗賊改・長谷川平蔵に榎木孝明、半兵衛を高く評価している老中・松平定信に杉本哲太など、おなじみの豪華レギュラーキャストが今回も集結。

そして、豪華ゲストが第5弾の無用庵をさらに盛り上げます。奈津の元夫で留守居役の桧垣精之進を演じるのは、最近では大河ドラマ「青天を衝け」で小栗忠順役を好演している武田真治。バラエティーで活躍する友近は、定信を苦しめる大奥・御年寄・大曽根役で迫力の演技を披露します。さらに、幼いころに半兵衛から字を習い、今回大奥に奉公に上がることになるお順役で池間夏海が出演。沖縄の美少女モデルとして話題となり、最近では女優として活躍する池間のフレッシュな演技が光ります。

さらに、実力派俳優たちが第5弾の脇を固めます。春海四方、鶴田忍、あめくみちこ、松金よね子、螢雪次朗、新山千春など…。

もちろん今回も、過去4作で安定した語りを披露、「無用庵」ワールドを盛り上げた夏木マリがナレーションを担当。

恋に笑いに涙と感動、さらにはサスペンスフルなストーリーを豪華キャストで描き出す時代劇「無用庵隠居修行」第5弾にご期待ください。

主な登場人物

日向半兵衛(ひなた・はんべえ)
……… 水谷 豊(みずたに・ゆたか)

かつての徳川家の直参旗本・大番士。病で妻を亡くして以来、やもめ暮らし。用人の勝谷から跡継ぎの心配をされていたが、新太郎を養子に迎えたことで跡継ぎ問題は解決。勝谷から旗本の息女・奈津を薦められるが、気にはなるものの「欲は捨てた」と断り続けている。


 

勝谷彦之助(かつや・ひこのすけ)
……… 岸部一徳(きしべ・いっとく)

幼少時から半兵衛に付き従う用人。半兵衛の身の回りのことはもとより、日向家の家政を一手に取り仕切っている。主人の意向を先読みする機転を持つ一方、自身の利得を天秤にかけるちゃっかりした一面も。半兵衛とは主従を超えた絆で結ばれており、信頼し合っていればこその毒舌を交えたやり取りを交わす。


 

松田奈津(まつだ・なつ)
……… 檀 れい(だん・れい)

旗本の息女。勝谷が半兵衛の後妻にと見合いを仕組んだことをきっかけに意気投合、昵懇(じっこん)の仲となる。離縁経験があり、自らを「お転婆」と評す行動派。本気か冗談か真意は見せないものの、半兵衛との再婚には積極的。

田山涼成

中山忍

佐藤B作

橋爪淳

市毛良枝

山中崇史

田中偉登

松風理咲

榎木孝明

武田真治

友近

春海四方

新山千春

池間夏海

あめくみちこ

松金よね子

木本武宏

螢雪次朗

鶴田忍

杉本哲太

あらすじ

将軍の姫君の嫁ぎ先問題に頭を悩ます老中・松平定信(杉本哲太)。大奥で絶大な権力を誇る御年寄・大曽根(友近)に厳しく問い詰められ、さすがの定信も言い返すことができない。折から江戸では麻疹が流行し、庶民は高い薬代に一苦労。その薬もいかがわしいまがい物が出回っているらしく、庶民に質素倹約を奨励する定信への風当たりも強くなっていた。

そんな中、定信が何者かに襲われた。留守居役・桧垣(武田真治)の活躍でなんとか切り抜けたものの、警護すべき大番士の村西(木本武宏)らは恐れるばかりで全く役に立たない。怒りを露わにした定信は火付盗賊改・長谷川平蔵(榎木孝明)に大番士らを鍛え直すように指示。平蔵はその指南役を半兵衛(水谷豊)に依頼する。自分は隠居した身、やめた者がみだりに口を出すのも、という半兵衛だが、平蔵の依頼に悪い気はしない。勝谷(岸部一徳)と奈津(檀れい)にも背中を押され、平蔵の申し出を快諾する。

師範として村西らが早々に音を上げるほどの厳しい稽古を課す半兵衛。とはいえ、自らも年齢には勝てず痛む体を久庵(佐藤B作)に診てもらうことに。そこへ薬問屋・相模屋の利兵衛(鶴田忍)の娘・お順(池間夏海)がやってきた。かつてお順に文字を教えていた半兵衛、聞けば大奥へご奉公に出るという。思わぬ吉報に顔をほころばす半兵衛だったが、久庵は大奥のお女中が次々と奇妙な死を遂げているというかわら版を手に不安を訴える。

厳しい稽古を続ける半兵衛のもとへ、桧垣が様子を見にやってきた。半兵衛同様、厳しい稽古をつける桧垣と半兵衛は意気投合。夕餉でもいかがですかな?と自宅へと誘う。桧垣と帰宅した半兵衛を待っていた勝谷と奈津は顔色を変える。なんと桧垣は奈津の別れた夫だった。逃げるように家を出る奈津に、動揺した桧垣も後を追うように出て行ってしまう。勝谷から初めて事情を知らされた半兵衛も思いは複雑だ。

一方、定信は姫君の件で大曽根からさらに激しく責め立てられ、苛立ちも頂点に。しかし、そんな定信の目を盗み、桧垣は密かに大曽根に接近していた…。

 

≪5年目で三人の掛け合いにも磨きが!水谷は京都で新たな“嬉しい発見“も!≫
『無用庵』シリーズの見どころの一つとなっているのが、半兵衛✕勝谷✕奈津の軽妙な掛け合いシーン。シリーズスタート当初は、水谷と岸部の絶妙なコンビの中に「なかなかうまく入れなかった」と話していた檀でしたが、さすがに5作目ともなると「かなり慣れてきました。私もグイッと中に入れるようになりました」と手応えを感じている様子。「お2人から何が飛び出るか未知数なところがありますね(笑)。撮影中もテストから本番まで全部面白かったです」と、心から3人のシーンを楽しんでいるようでした。

そんな檀について水谷は「半兵衛と勝谷ではそこまで行けないなと思うところまで、檀さん演じる奈津が入ってくることで、まったく違う世界がぱっと開けるということもあります。それはとても助かっていますね」と大絶賛。岸部も「檀さんは本当にいてくれるだけでちょうどいい感じ。僕も奈津さんがいると思うだけで思い切ったことをちょっとやってみたりできるんです」と、檀演じる“奈津効果”を明かしてくれました。そんな2人からの称賛に檀は「とんでもないです」と嬉しそうな笑みを浮かべました。

コメント

 

≪水谷豊≫
5年も続けていると「ただいま」という感じになりますね(笑)。

『無用庵』がここまで続く人気の秘密は、僕にはよくわからないのですが、完成した作品を見るとね……面白いんです(笑)。今回の話も面白いですが、それに尽きるんじゃないかと思いますね(笑)。

『無用庵』は吉川(一義)監督の手のひらで遊ばせてもらっている印象があります。時代劇では、当時の世相や生活する人々をリアリティ豊かに描かなければいけないのですが、その本物感がこの作品にはあるんです。この京都の撮影所に来るたびにそれを感じています。そんな本物感の中で僕らも演じているんだと思うと、とてもいいですね。

今回は奈津の過去が明かされますが、それによって半兵衛のとても中途半端だった奈津への思いが一つ先に進むんですね(笑)(檀が笑顔で小さくガッツポーズ)。ただ、時代劇で男女の距離が近づくというのは現代劇とは違う。やはりなんともいえない距離感なんです。近づくようで近づかない、その微妙な距離感がとてもワクワクドキドキ。時代劇独特です。

もう一つは大奥のウラの話。これがとても魅力的なんです。そのウラでどんなことが起きているのか。ぜひお楽しみにしてください。

あとは我々の日常の生活ですね。そこが面白おかしく描かれながら、バランス良く奈津の過去、大奥のウラと絡んでいきます。ご期待いただきたいですね。


≪岸部一徳≫
(コロナ禍で)最近は家にいる方も多いんじゃないかと思いますので、ドラマを見て楽しんで頂ければと思います。

僕もこの『無用庵』を見て面白いと思いますね(笑)。その中でも、やはり水谷さんの魅力が大きいと思っています。回数を重ねていくことでの慣れとか、同じことをまたやるというのではなく、『無用庵』の生活を深めていっているような気がします。1年ずつ重ねることで、そこが魅力になっていると思います。

少し笑わせるところもありますが、やっぱり品の良さが基本にあって、吉川監督がそういうものをすごく大事にされている。そこがちょっと他のドラマとは違うところかな、と思ったりもしています。


≪檀れい≫
去年の撮影が終わって今回クランクインするまで、世の中的にも皆さんそれぞれに色々なことがあった1年だったと思います。元気で再び『無用庵』の撮影ができたこと、スタッフも欠けることなく揃ったことが本当に嬉しいですし、無事に撮影を出来たことが感慨深いです。

私の周りにも『無用庵』ファンが多くて、皆さんほっこり幸せになるのでしょうね。ドラマ上ではいろいろな事件や人間模様がありますが、そんな中、ほのぼのとほんわかとなる半兵衛様と勝谷さんの掛け合いは絶品です。私も笑いをこらえるのが苦しいぐらい楽しいので、見ている皆様もこの世界を楽しんでくださっているのではないかと思います。

時代劇では私たちもその時代の空気感をまとって演じなければなりませんが、スタッフの皆さんがその世界観をしっかりと作り上げてくださいます。この撮影所の時代劇の匂いがするセットの中にいると、諸先輩方から繋がってきたものがあると、撮影をしながら感じています。

今回、5回目にして半兵衛様がググッと奈津に近づいてきてくださいますので、私としては思い残すことはございません(笑)。でも、まだまだいきますよ。今回はその大きな一歩を得ることができたので、ね(笑)。

出演者

水谷豊 檀れい 田山涼成 中山忍 佐藤B作 橋爪淳
市毛良枝 山中崇史 田中偉登 松風理咲 榎木孝明
武田真治 友近 春海四方 新山千春 池間夏海 あめくみちこ
松金よね子 木本武宏 螢雪次朗 鶴田忍
杉本哲太 岸部一徳

ナレーション:夏木マリ

スタッフ

原 作:海老沢泰久「無用庵隠居修行」(文春文庫)
監 督:吉川一義
脚 本:土橋章宏
制 作:テレビ朝日・BS朝日・松竹株式会社

この番組は4Kで制作しています。
「BS朝日4Kチャンネル」では4K映像でご覧頂けます。