番組表

放送内容

#235

天候に左右されない!農地がなくても大丈夫!
“東京で農業”の新たな形「江戸前ハーブ」を始めた 村田好平さん

天候に左右されない!農地がなくても大丈夫!
“東京で農業”の新たな形「江戸前ハーブ」を始めた 村田好平さん

東京平和島駅から数分のビルの地下、ピンク色の光に包まれて並んでいるのは野菜の新芽。
オクラ、春菊、水菜。お馴染みの野菜の赤ちゃんたち。全てマイクロハーブと呼ばれる、芽が出て1〜2週間の状態で出荷されます。味見してみると、見た目に反して大きく育った後の野菜が持つ風味や香りが鮮烈に。栄養価も高く、ジャンルを問わずレストランに引く手あまたの大人気。東京で農業の新たな可能性を生み出しているのが今回の主人公

 

江戸前ハーブを始めた村田好平さん。

ビル内の野菜栽培というと水耕栽培が多いけど、村田さんがやっているのはあえての土耕。水耕に比べると初期投資が安くすみ、若者でも始めやすいと今世界の大都市ではブームが起きているのだとか。味も水耕よりも濃厚になるのだそうです。だけどたくさんの土は使えないので、育てるのは多様な野菜のマイクロハーブ。それぞれの野菜単体で、14種類のハーブを組み合わせたサラダ用の「洋ミックス」等で商品化しています。元々は料理人を目指していた村田さん、夢に挫折した時に出会ったのがカリスマハーブ農家さんでした。押しかけ修行しているうちに、ハーブの需要が最も高い東京で地産地消したいと思い立ち、ビル内でマイクロハーブを栽培する今のスタイルに辿りつきました。天候に左右されず、農地がなくても大丈夫。労働時間もコントロールが可能。農業に挑戦する障壁を下げてくれる新たな農場とは一体どんな場所なのか、取り組みを追いました。

問い合わせ先
株式会社 江戸前ハーブ
https://www.instagram.com/edomaeherb/