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On Air Note

#185

南沢奈央、雪山の新湯富士へ!スノーシューで巡る白銀の世界と火山の息吹

南沢奈央さんが今回挑戦するのは、栃木県那須塩原市にある新湯富士(あらゆふじ)。富士山のような美しい山容からその名が付けられた山を、初めてのスノーシューで登ります。白銀の世界を歩く雪山登山の楽しさ、そして火山の息吹を感じる大自然の魅力に迫ります。

■静寂に包まれるヨシ沼と雪の木道

登山口に隣接するヨシ沼園地から、スノーシューを履いて散策を開始します。

▼スノーシュー初体験


西洋のかんじきであるスノーシューを装着。深い雪の上を歩く際に装着すると浮力が高まり、足が雪に沈みづらくなる便利なアイテムです。初めての感触に「不思議な感覚ですね」と戸惑いながらも、「雪の上を歩きやすそう」と期待に胸を膨らませる南沢さん。

▼雪化粧のヨシ沼園地


スノーシューを慣らすのに最適な、平坦な木道が続くヨシ沼園地を歩きます。雪景色に「綺麗」と声を弾ませる南沢さん。ここは、その名の通りイネ科植物のヨシが群生する沼で、周囲を約500mの木道が囲んでいます。

▼ヨシとハッチョウトンボ


ヨシは成長すると2〜3mにもなる大型植物で、寒さや雪に強いことから、葦簀(よしず)として雪国でも利用されています。また、春から夏にかけては体長約2cmの国内最小のトンボ「ハッチョウトンボ」が見られるなど、四季折々の自然が楽しめます。

■創建1200年以上の温泉神社

登山道を進むと、硫黄の香りが漂い始めます。その先には、歴史ある温泉神社が静かに佇んでいました。

▼硫黄の香りと温泉街


登山道を進む南沢さんは、次第に強くなる硫黄のにおいに気づきます。それもそのはず、新湯富士の麓には、標高900mの高原に位置する秘湯「新湯温泉」があります。白く濁ったお湯が特徴で、創業300年の歴史を誇る「渓雲閣」をはじめとする宿が、登山の疲れを癒してくれます。

▼雪に佇む新湯温泉神社


温泉街の近く、山の中にひっそりと佇む「新湯温泉神社」に到着。雪をかぶった社殿や鳥居が、神秘的な雰囲気を醸し出しています。「雰囲気ある」と、その光景に見入る南沢さん。安全を祈願して、山頂を目指します。

▼温泉と共に移された歴史


この神社は、もともと平安時代から栄えた元湯温泉に祀られていましたが、二度の地震で温泉街が壊滅。現在の新湯温泉へ移された際に、町民たちの願いから神社もこの地に移されました。今では登山者も立ち寄るパワースポットとなっています。

■水蒸気と硫黄臭が噴出する爆裂火口跡

硫黄のにおいが一層強くなる中、目の前に現れたのは、今も活動を続ける火山の姿でした。

▼大迫力の噴煙


展望台に到着すると、目の前で水蒸気がもくもくと立ち上る圧巻の光景が広がります。「すごい!」「気持ちいい!」と、大自然のエネルギーを前に感動する南沢さん。硫黄の匂いも一層強くなり、火山の息吹を肌で感じます。

▼新湯爆裂火口跡


ここは「新湯爆裂火口跡」。約6500年前、溶岩ドームである新湯富士が誕生するきっかけとなった噴火の跡地です。現在も水蒸気とともに硫黄ガスが噴き出しており、地面が黄色く変色している様子からも、火山の活動が続いていることがわかります。

▼温泉の結晶


火口跡には、温泉の結晶を採取するための小屋があります。ここで採取された結晶が、入浴剤の素になるそうです。

▼絶景の雪山連峰


火口跡からは、雪化粧をした美しい山々の連なりを望むことができます。南沢さんの目の前には、標高1,305mの三依山や、その北側にそびえる標高1,460mの白倉山が広がっていました。

初めてのスノーシューで白銀の世界を歩き、静寂のヨシ沼、歴史ある温泉神社、そして今も活動を続ける火口跡を巡った南沢さん。冬ならではの山の楽しみ方と、大自然の力強さを満喫した、忘れられない山道歩きとなりました。

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