番組表

動画公開のお知らせ

『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。
生放送でお伝えするニュース解説を放送終了後、ネットで動画公開します。
もう一度、ご覧になりたい方、見逃してしまった方、是非ともご利用ください。


■『BS朝日 日曜スクープ』9月3日の放送内容は現在、公開中です。
【ザポリージャ州で前進】要衝ロボチネ“奪還”さらなる防衛線突破は◆日曜スクープ◆
ロシア北西部プスコフ州やウクライナ国境の西部ブリャンスク州、さらに、モスクワ州など計6州で8月30日、ウクライナがロシア国内に侵攻後、最大規模のドローン攻撃を行った。タス通信によると、北西部プスコフ州の軍工場で、長距離軍用輸送機「イリューシン76」4機が損傷した。ウクライナ国防省ブダノフ情報総局長は1日、今回のドローン攻撃について、「私たちはロシアの領土で働いている」と、ロシア国内から攻撃を行ったことを示唆した。英BBCは8月30日、今年に入り、ロシア本土とクリミア半島に190回以上のドローン攻撃が確認されていることを伝えた。ウクライナ軍は8月28日、南部ザポリージャ州の集落ロボチネを奪還したと発表。ウクライナ軍は南進を続けており、ロシア軍が敷設した防衛線のさらなる突破も視野に入ってきた。ウクライナのクレバ外相は8月31日、「トクマク、最終的にはメリトポリ、クリミアへの道を切り開いている」と述べた。大規模反転攻勢が進展する中、ウクライナ軍にとって、南部主要地点への戦力投入と前進加速に必要な兵器調達が焦点となる。米シンクタンク・戦争研究所の最新情報を基礎に戦況を詳報・解説する。
 
★ゲスト:廣瀬陽子(慶應義塾大学教授)、長谷川雄之(防衛省防衛研究所)
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授)
 
放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。
⇒ テレ朝news
⇒ ANNnewsCH
(公開期間は放送から2週間です)
 
【プリゴジン氏厳戒葬儀】政権とワグネルが“利権争奪”蠢く諜報工作◆日曜スクープ◆
約2カ月前に政権に対する武装蜂起を起こした後、搭乗機の墜落により死亡したロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者プリゴジン氏の葬儀が8月29日、サンクトペテルブルクで営まれた。墓地周辺は厳戒態勢が敷かれた。プーチン政権はプリゴジン氏が英雄視されるのを警戒する。ロシア大統領府のペスコフ報道官は8月30日、「墜落が故意に引き起こされた可能性も含め調査している」と語り、プリゴジン氏が暗殺された可能性について初めて認識を示した。ワグネルに近いSNSは8月31日、プリゴジン氏を映した動画を公開した。動画の中でプリゴジン氏は、「アフリカにいる。私の殺害や私生活、仕事を巡る憶測が好きな人々へ、全てが順調だ」と述べた。航空機墜落で死亡する数日前の様子を捉えた映像と見られ、プリゴジン氏の発言から8月19日、20日に撮影された可能性が高いとされている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、墜落死する5日前の8月18日、プリゴジン氏は戦闘員の派遣先である中央アフリカを訪問し、トゥアデラ大統領と会談した。プリゴジン氏は、「身辺警護を含む軍事支援を今後も継続する」と伝えた。ワグネルは、アフリカ諸国で希少金属や宝石の採掘権を基盤に巨大利権を築き上げてきた。プリゴジン氏のアフリカ訪問は、利権と影響力保持を画策する狙いがあったと見られる。一方、アフリカ利権に対して、プーチン大統領側も動きを見せる。ロシアのエフクロフ国防次官が率いる代表団が8月22日、リビアを訪問、軍事組織リビア国民軍の司令官と会談した。エフクロフ国防次官はロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)に近い人物とされている。また、プーチン氏は、今年7月末に開催された「ロシア・アフリカ会議」で首脳に、GRUで秘密作戦部門を統括するアベリヤノフ氏を政府のアフリカ担当と紹介した。2018年に英国で起きたロシア軍元情報機関員に対する猛毒物質ノビチョクを使用した暗殺未遂への関与が疑われる人物とされている。アフリカの利権保持を巡り、プーチン氏とプリゴジン氏の間で強い確執が生じたことが、ロシア政府の諜報工作に結び付いた可能性が浮上する。
 
★ゲスト:廣瀬陽子(慶應義塾大学教授)、長谷川雄之(防衛省防衛研究所)
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授)
 
放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。
⇒ テレ朝news
⇒ ANNnewsCH
(公開期間は放送から2週間です)

 


■『BS朝日 日曜スクープ』8月13日の放送内容は現在、公開中です。
【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆
遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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