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自炊08 コロッケそば作りに挑戦
きっちりおじさんのてんやわんやクッキング
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『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。 生放送でお伝えするニュース解説を放送終了後、ネットで動画公開します。 もう一度、ご覧になりたい方、見逃してしまった方、是非ともご利用ください。
■『BS朝日 日曜スクープ』10月1日の放送内容は現在、公開中です。 【4州併合から1年】加速する占領地の“ロシア化”実効支配の現状は◆日曜スクープ◆ プーチン大統領は9月30日、侵攻したウクライナ東部・南部4州の併合を宣言してから1年が経過したことを契機に声明を発表した。プーチン氏は併合前の住民投票に言及し、「住民は自らの判断で祖国と共にあることを選んだ。国際基準を完全に順守した住民投票だ」と正当性を訴えた。昨年9月、ロシアが支配するウクライナ4州で住民投票が強行され、ロシア編入に対する賛成票が圧倒的多数となり、プーチン氏は4州併合を宣言した。併合4州では9月10日、ロシア統一地方選挙が強行された。また、ロシア国防省は9月29日、1日から開始される「秋の徴兵」に4州も対象となることを発表するなど「ロシア化」が加速し、支配が既成事実化されている。 南部ザポリージャ州で反転攻勢を展開するウクライナ軍は、奪還したロボチネから約10キロ離れたベルボベに侵入、装甲車による攻撃を継続する。米シンクタンク・戦争研究所によると、ウクライナ軍は、ベルボベの西に広がるロシア軍の主要な防衛線を突破するなど快進撃を展開する。メリトポリのフェドロフ市長は9月27日のSNS投稿で、「ロボチネに通じる道路の両側に新たな要塞地帯が出現した」と述べ、ウクライナ軍の攻勢に押されたロシア軍が要塞をあらたに建設している状況を指摘した。戦争研究所は9月28日、「ウクライナ軍はロシアのヘリコプターを撃墜する能力を向上させた」と分析し、優勢に戦闘を展開するウクライナ軍の背景を指摘した。ウクライナ軍の第47機械化旅団は8月に、ロシア軍の攻撃ヘリ「Ka-5」を撃墜していた。 ロシアの政府首脳や軍幹部の排除を狙うウクライナによる「斬首作戦」が活発化の様相を呈している。ウクライナの英字紙「キーウ・ポスト」によると、9月18日、ウクライナ軍は、ヘルソンの集落ラデンスクにあるロシア軍の臨時指揮所を高機動ロケット「ハイマース」で攻撃し、会議中の最高幹部8人が死亡した。翌日の9月19日にもメリトポリで、ウクライナ軍による「ハイマース」による攻撃があり、ロシア軍の司令官ら関係者10人が死亡した。米シンクタンク・欧州政策分析センターのボルサリ氏は「ロシア軍の上級指揮官を排除することで、効果的に継戦能力を弱体化させている」と背景を分析する。 ★ゲスト:駒木明義(朝日新聞論説委員)、長谷川雄之(防衛省防衛研究所) ★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH (公開期間は放送から2週間です) 【黒海艦隊司令官の安否不明】生死巡る憶測“健在強調”情報戦の狙い◆日曜スクープ◆ ロシア占領下にある南部クリミア半島へのウクライナ軍による攻撃で、9月22日に死亡したとされるロシア黒海艦隊・ソコロフ司令官の生死を巡り、ウクライナとロシアの間で情報戦が繰り広げられている。9月22日の黒海艦隊司令部への攻撃で、ソコロフ司令官が死亡したとウクライナが9月25日に発表。翌日の26日、ロシア国防省はソコロフ司令官がオンライン会議に出席したとする映像を公開した。生死を巡る憶測が飛び交う中、ロシアのペスコフ大統領報道官は27日、ウクライナ軍が殺害したと主張するソコロフ司令官の死亡情報を否定した。 9月27日には、ソコロフ司令官が黒海艦隊のサッカーチームの表彰式に出席する映像が公開された。背後に映し出されたスクリーンには、9月27日と表示されているなど生存を裏付ける可能性も推測される。また、ソコロフ司令官の生存を巡り不可解な点も指摘される。ソコロフ司令官は「セバストポリで何が起きたのか」と問われると、「何も起きていません。黒海艦隊は司令部によって与えられた任務を遂行しています」と答えた。クリミア攻撃を巡っては、9月13日にはセバストポリの造船所がミサイル攻撃を受けて、大型揚陸艦と潜水艦が大きく損傷した。9月22日には、セバストポリの黒海艦隊司令部がミサイル攻撃を受けている。 8月15日、ウクライナ・ザルジニー総司令官とNATO軍・カボリ最高司令官、また、英国・ラダキン国防参謀総長が秘密会議を行った。5時間に及んだ協議では、ウクライナの軍事戦略をリセットすることを前提に、冬季の戦闘計画及び対ロの長期的戦略などが話し合われたと報じられた。ウクライナはクリミアへの攻撃を強めており、その現況から、2014年に違法に併合されたクリミアを奪還するという戦略的な目標が垣間見られる。朝日新聞論説委員でクリミア取材の経験がある駒木明義氏は、「8月にウクライナと西側が協議により、西側が供与した兵器の使途を巡る合意に至ったのが、クリミア攻撃に変化していった」と背景を指摘する。 ★ゲスト:駒木明義(朝日新聞論説委員)、長谷川雄之(防衛省防衛研究所) ★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH (公開期間は放送から2週間です)
■『BS朝日 日曜スクープ』9月10日の放送内容は現在、公開中です。 【熊谷6人殺害国賠訴訟】上告理由書を提出“警察裁量”不当性の存否◆日曜スクープ◆ 2015年に埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件で、妻と娘2人の殺害は県警の近隣住民への注意喚起が不十分として、遺族の加藤裕希さん(50)が5日、最高裁判所に上告審として受理することを求める理由書を提出した。今年6月、加藤さんが県に約6400万円の損害賠償を求めた国家賠償請求は、控訴審で棄却されていた。最高裁で上告が受理されて審理の対象となるのは2022年の場合、1.3%の狭き門だった。 訴えによると、当時、埼玉県警は熊谷署から逃走中だったペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者を、最初の殺人事件の「参考人」として全国に手配していた。ジョナタン受刑者の逃走については、加藤さんの事件が起きるまで、埼玉県警は明らかにしていなかった。1審のさいたま地裁は昨年4月、埼玉県警の情報提供に違法性はないとして、原告の訴えを棄却。昨年10月に始まった控訴審では1審と同様、事件の発生について予想可能かどうかという、警察が予め知り得る「予見可能性」、また、その「予見可能性」に基づく「結果回避義務」の存否が争点となったが、東京高裁は今年6月、危険の切迫性を認めながらも、重大事件が発生した初期段階で捜査の状況に応じて、地域住民にどの程度の情報を提供するかは警察の裁量に委ねられている」と判示し、控訴を棄却していた。 加藤さん側が提出した理由書によると、埼玉県警幹部は「屋外の通り魔事件であれば1件発生しただけで連続発生を想定すべきであり、屋内事件であれば2件続けて発生しない限り連続発生を想定できない」とする、いわゆる「1件2件論」を主張する。しかし、加藤さん側は「1件2件論」は警察庁が否定しており、また、裁判例や法律文献もなく、その主張の信用性を吟味することなく、埼玉県警幹部の証言を鵜呑みにした控訴審の判決理由に不備があると訴えている。今回の理由書の提出を受けて、加藤さんは「どうにか公正な判断を司法に求めて、勝訴に向けて頑張っていければとは思います」と現在の心境を語った。 ▽埼玉・熊谷6人殺害事件 2015年9月に、住宅3軒で男女6人が殺害された事件。強盗殺人などの罪に問われたナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者は2018年3月、1審・さいたま地裁で死刑判決。東京高裁は19年12月、心神耗弱を理由に1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。検察側は上告を見送った。最高裁が20年9月、無罪を主張する弁護側の上告を棄却、無期懲役の高裁判決が確定した。
放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH
■『BS朝日 日曜スクープ』8月13日の放送内容は現在、公開中です。 【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆ 遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH 【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆ ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH 【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆ ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH 【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆ ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH
『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。
生放送でお伝えするニュース解説を放送終了後、ネットで動画公開します。
もう一度、ご覧になりたい方、見逃してしまった方、是非ともご利用ください。
■『BS朝日 日曜スクープ』10月1日の放送内容は現在、公開中です。
【4州併合から1年】加速する占領地の“ロシア化”実効支配の現状は◆日曜スクープ◆
プーチン大統領は9月30日、侵攻したウクライナ東部・南部4州の併合を宣言してから1年が経過したことを契機に声明を発表した。プーチン氏は併合前の住民投票に言及し、「住民は自らの判断で祖国と共にあることを選んだ。国際基準を完全に順守した住民投票だ」と正当性を訴えた。昨年9月、ロシアが支配するウクライナ4州で住民投票が強行され、ロシア編入に対する賛成票が圧倒的多数となり、プーチン氏は4州併合を宣言した。併合4州では9月10日、ロシア統一地方選挙が強行された。また、ロシア国防省は9月29日、1日から開始される「秋の徴兵」に4州も対象となることを発表するなど「ロシア化」が加速し、支配が既成事実化されている。
南部ザポリージャ州で反転攻勢を展開するウクライナ軍は、奪還したロボチネから約10キロ離れたベルボベに侵入、装甲車による攻撃を継続する。米シンクタンク・戦争研究所によると、ウクライナ軍は、ベルボベの西に広がるロシア軍の主要な防衛線を突破するなど快進撃を展開する。メリトポリのフェドロフ市長は9月27日のSNS投稿で、「ロボチネに通じる道路の両側に新たな要塞地帯が出現した」と述べ、ウクライナ軍の攻勢に押されたロシア軍が要塞をあらたに建設している状況を指摘した。戦争研究所は9月28日、「ウクライナ軍はロシアのヘリコプターを撃墜する能力を向上させた」と分析し、優勢に戦闘を展開するウクライナ軍の背景を指摘した。ウクライナ軍の第47機械化旅団は8月に、ロシア軍の攻撃ヘリ「Ka-5」を撃墜していた。
ロシアの政府首脳や軍幹部の排除を狙うウクライナによる「斬首作戦」が活発化の様相を呈している。ウクライナの英字紙「キーウ・ポスト」によると、9月18日、ウクライナ軍は、ヘルソンの集落ラデンスクにあるロシア軍の臨時指揮所を高機動ロケット「ハイマース」で攻撃し、会議中の最高幹部8人が死亡した。翌日の9月19日にもメリトポリで、ウクライナ軍による「ハイマース」による攻撃があり、ロシア軍の司令官ら関係者10人が死亡した。米シンクタンク・欧州政策分析センターのボルサリ氏は「ロシア軍の上級指揮官を排除することで、効果的に継戦能力を弱体化させている」と背景を分析する。
★ゲスト:駒木明義(朝日新聞論説委員)、長谷川雄之(防衛省防衛研究所)
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【黒海艦隊司令官の安否不明】生死巡る憶測“健在強調”情報戦の狙い◆日曜スクープ◆
ロシア占領下にある南部クリミア半島へのウクライナ軍による攻撃で、9月22日に死亡したとされるロシア黒海艦隊・ソコロフ司令官の生死を巡り、ウクライナとロシアの間で情報戦が繰り広げられている。9月22日の黒海艦隊司令部への攻撃で、ソコロフ司令官が死亡したとウクライナが9月25日に発表。翌日の26日、ロシア国防省はソコロフ司令官がオンライン会議に出席したとする映像を公開した。生死を巡る憶測が飛び交う中、ロシアのペスコフ大統領報道官は27日、ウクライナ軍が殺害したと主張するソコロフ司令官の死亡情報を否定した。
9月27日には、ソコロフ司令官が黒海艦隊のサッカーチームの表彰式に出席する映像が公開された。背後に映し出されたスクリーンには、9月27日と表示されているなど生存を裏付ける可能性も推測される。また、ソコロフ司令官の生存を巡り不可解な点も指摘される。ソコロフ司令官は「セバストポリで何が起きたのか」と問われると、「何も起きていません。黒海艦隊は司令部によって与えられた任務を遂行しています」と答えた。クリミア攻撃を巡っては、9月13日にはセバストポリの造船所がミサイル攻撃を受けて、大型揚陸艦と潜水艦が大きく損傷した。9月22日には、セバストポリの黒海艦隊司令部がミサイル攻撃を受けている。
8月15日、ウクライナ・ザルジニー総司令官とNATO軍・カボリ最高司令官、また、英国・ラダキン国防参謀総長が秘密会議を行った。5時間に及んだ協議では、ウクライナの軍事戦略をリセットすることを前提に、冬季の戦闘計画及び対ロの長期的戦略などが話し合われたと報じられた。ウクライナはクリミアへの攻撃を強めており、その現況から、2014年に違法に併合されたクリミアを奪還するという戦略的な目標が垣間見られる。朝日新聞論説委員でクリミア取材の経験がある駒木明義氏は、「8月にウクライナと西側が協議により、西側が供与した兵器の使途を巡る合意に至ったのが、クリミア攻撃に変化していった」と背景を指摘する。
★ゲスト:駒木明義(朝日新聞論説委員)、長谷川雄之(防衛省防衛研究所)
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【熊谷6人殺害国賠訴訟】上告理由書を提出“警察裁量”不当性の存否◆日曜スクープ◆
2015年に埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件で、妻と娘2人の殺害は県警の近隣住民への注意喚起が不十分として、遺族の加藤裕希さん(50)が5日、最高裁判所に上告審として受理することを求める理由書を提出した。今年6月、加藤さんが県に約6400万円の損害賠償を求めた国家賠償請求は、控訴審で棄却されていた。最高裁で上告が受理されて審理の対象となるのは2022年の場合、1.3%の狭き門だった。
訴えによると、当時、埼玉県警は熊谷署から逃走中だったペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者を、最初の殺人事件の「参考人」として全国に手配していた。ジョナタン受刑者の逃走については、加藤さんの事件が起きるまで、埼玉県警は明らかにしていなかった。1審のさいたま地裁は昨年4月、埼玉県警の情報提供に違法性はないとして、原告の訴えを棄却。昨年10月に始まった控訴審では1審と同様、事件の発生について予想可能かどうかという、警察が予め知り得る「予見可能性」、また、その「予見可能性」に基づく「結果回避義務」の存否が争点となったが、東京高裁は今年6月、危険の切迫性を認めながらも、重大事件が発生した初期段階で捜査の状況に応じて、地域住民にどの程度の情報を提供するかは警察の裁量に委ねられている」と判示し、控訴を棄却していた。
加藤さん側が提出した理由書によると、埼玉県警幹部は「屋外の通り魔事件であれば1件発生しただけで連続発生を想定すべきであり、屋内事件であれば2件続けて発生しない限り連続発生を想定できない」とする、いわゆる「1件2件論」を主張する。しかし、加藤さん側は「1件2件論」は警察庁が否定しており、また、裁判例や法律文献もなく、その主張の信用性を吟味することなく、埼玉県警幹部の証言を鵜呑みにした控訴審の判決理由に不備があると訴えている。今回の理由書の提出を受けて、加藤さんは「どうにか公正な判断を司法に求めて、勝訴に向けて頑張っていければとは思います」と現在の心境を語った。
▽埼玉・熊谷6人殺害事件
2015年9月に、住宅3軒で男女6人が殺害された事件。強盗殺人などの罪に問われたナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者は2018年3月、1審・さいたま地裁で死刑判決。東京高裁は19年12月、心神耗弱を理由に1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。検察側は上告を見送った。最高裁が20年9月、無罪を主張する弁護側の上告を棄却、無期懲役の高裁判決が確定した。
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【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆
遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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