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魚が食べたい!#221 秋田県にかほ市金浦漁港(甘エビ、ズワイガニ、ノドグロ)
#221
魚が食べたい!-地魚さがして3000港-
2025年5月14日(水)よる9:00~9:54
映画・アニメ
シーズン4 リバイバル 7話 女性差別?
#7
湖池屋SDGs劇場サスとテナ
2025年5月14日(水)よる8:54~9:00
三俣山(みまたやま)
#147
そこに山があるから
2025年5月14日(水)よる10:30~10:54
#294
Welcome クラシック
2025年5月14日(水)よる10:54~11:00
東京から移住し長芋農家へ!農業と出会い手にしたノーストレスライフ!
#122
工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました
2025年5月14日(水)よる10:00~10:30
BS朝日「ウェルビーイング放送中!」
テレビ局らしく、エンターテインメントにして届けていく。BS朝日の、新しい挑戦です。
BS朝日開局25周年記念サイト
BS朝日は2025年の12月に開局25年を迎えます。
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BS朝日 シニアビジネスプロジェクト始動! シニアが主役の番組・イベントなどに挑戦!
BS朝日×地方創生
BS朝日が取り組む地方創生:『発信』と『体験』“知る人ぞ知る地域の魅力”にフォーカス
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『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。 生放送でお伝えするニュース解説を放送終了後、ネットで動画公開します。 もう一度、ご覧になりたい方、見逃してしまった方、是非ともご利用ください。
■『BS朝日 日曜スクープ』11月26日の放送内容は現在、公開中です。 【ガザ戦闘休止で人質解放】仲介奏功に“首脳外交“隠密交渉の舞台裏◆日曜スクープ◆ ガザ地区で拡大する人道危機の解消の契機となるかが大きな焦点となる。イスラエルとガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」が24日から4日間の戦闘休止期間に入り、双方の合意に基づき、ハマスに拘束されていた一部の人質が解放された。24日に行われた人質解放の初日は、イスラエル人13人を含む24人で、2回目となる25日が17人となった。一方、イスラエル側は24日、パレスチナ人を39人、25日には42人を解放した。カタール政府は22日、ハマス側が4日間戦闘を停止することを引き換えとして、ガザ地区で拘束されている人質50人を解放することで合意したと発表していた。イスラエルとハマスの戦闘休止の合意を受け、22日、ガザ地区にトラック200台分の支援物資と4台分の燃料が搬入された。戦闘停止の期間中、ガザ南部で航空機の飛行を完全に停止となり、北部では、現地時間の午前10時から午後4時まで6時間停止する。ガザ南部から北部への移動を禁止する中、イスラエル軍はガザ北部へ戻るパレスチナの住民に発砲し、2人が死亡、11人が負傷した。休戦期間はハマスが追加で人質10人を解放するにつき、1日ずつ延長される。 人質解放と戦闘休止で合意した舞台裏には、米国、カタールなどによる活発な首脳外交と仲介が存在した。イスラエル戦時内閣のメンバーであるガラント国防相は、イスラエル軍によるガザ地区での地上作戦の勢いが弱まる状況から、ハマスに軍事的再編を許すことに懸念を抱いていた。ガラント氏は14日、人質解放に関する閣僚投票の延期をネタニヤフ首相に要請し、その結果、戦時内閣で人質解放に関する閣僚による合意には至らなかった。ネタニヤフ首相は14日、米国家安全保障会議のマクガーク中東調整官に、「我々には人質解放合意が必要である」と語り、バイデン米大統領に伝えるよう要請した。これを受け、バイデン大統領とカタールのタミーム首長が17日、電話会談し、ハマスが拘束する人質及びガザ地区の状況について協議した。バイデン大統領は、ハマス側の仲介を担うタミーム首長に対し、「イスラエルが受け入れる戦闘休止の期間は4日間、それを受け入れるべきだ」と訴えた。ハマス側への条件提示をはじめ、意向も確認され、最終的に合意の目途が確認されたのは19日だった。 ガザ北部のハマス軍事拠点を概ね制圧したイスラエル軍は、ガザ市に次ぐ第2の都市である南部ハンユニスにハマスの司令部が存在することを視野に、地上作戦の準備を進めている。イスラエルのオルメルト元首相は、「ハンユニスには、ハマスの本当の本拠地が存在する」と指摘した。イスラエル軍は19日、南部ハンユニスの「ナセル病院」付近に空爆を行い、約70人が死亡した。米CNNは、ハンユニスで23日に実施したイスラエル軍による空爆で、ハマス海軍部門の指揮官であるアマル・アブ・ジャララ氏が殺害されたと報じた。米国務省のミラー報道官は23日、イスラエル軍によるガザ南部への攻撃に言及し、「人道上必要な措置を講じるまで、ガザ南部でのさらなる作戦を開始すべきではない」と配慮を示し、イスラエル政府を牽制した。 ★ゲスト:小谷哲男(明海大学教授)、西野正巳(防衛省防衛研究所)、 ★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授)
放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH (公開期間は放送から2週間です) 【衛星発射に技術支援】北朝鮮がロシア“武器供与”関係構築の背景は◆日曜スクープ◆ ウクライナの首都キーウでロシア軍による大規模なドローン攻撃があり、5人が負傷した。 ウクライナ軍は25日、ロシア軍が首都キーウなど6地域に大規模なドローン攻撃を仕掛けたと明らかにした。イラン製ドローン75機が飛来し、同軍はそのうち74機を撃墜した。キーウのクリチコ市長は、「昨年2月の侵攻開始以降、過去最大のドローン攻撃だ」と非難し、11歳の子どもを含む5人が負傷したと発表した。このうち50機がキーウに飛来し、ドローンの破片が落下するなどして幼稚園や集合住宅で火災が発生し、キーウ州は1万6千世帯が停電した。 第2のバフムトとも呼ばれる東部要衝アウディイフカに、ロシア軍が攻勢を仕掛ける。ウクライナ軍のシュトゥプン報道官は22日、ドネツク州の東部要衝アウディイフカ付近で、ロシア軍が攻撃を強化しており、この1日で攻撃が3割ほど増加していると指摘した。アウディイフカのバラバシュ市長は24日、「大規模攻撃の第3波が始まり、ロシア軍が全方向から攻撃を行っている」と述べ、歩兵主導の人海戦術が展開されている現状を明らかにした。ウクライナ東部前線では、ロシア軍が「ストームZ」と呼ばれる受刑者らで構成する懲罰部隊を、東部アウディイフカの戦闘に投入していることが明らかになっている。ウクライナの主要紙「キーウ・ポスト」は24日、2003年から2012年にかけて4人を殺害した受刑者がウクライナでの戦闘に参加することに同意し、釈放されたと報じた。 北朝鮮が軍事偵察衛星「万里鏡1号」を21日深夜に打ち上げ、地球の周回軌道への投入に成功したと発表した。朝鮮中央通信は、軍事偵察衛星が軌道に正確に進入し、グアムの米軍基地を撮影したことを報じた。韓国の情報機関「国家情報院」は、軍事偵察衛星の打ち上げに2回失敗した北朝鮮が3カ月後に成功を収めた背景に、関係を深めるロシアによる技術的な支援が存在するとの分析を示した。今年9月、プーチン大統領と金正恩総書記は、ロシア極東の「ボストーチヌイ宇宙基地」で会談した。北朝鮮がロケット技術に関心を持つ事情を把握していたプーチン大統領は、会談の場を同宇宙基地に設定し、北朝鮮に対する技術面の協力を示唆していた。韓国の情報機関「国家情報院」は8月以降、北朝鮮からのロシアへの武器輸送が10回程度あったことを指摘し、合計で約100万発の砲弾が渡されていたと分析した。北朝鮮による武器供与の見返りに、ロシアがミサイル技術を提供したと観測されている。 ★ゲスト:駒木明義(朝日新聞論説委員)、山下裕貴(元陸上自衛隊中部方面総監) ★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH (公開期間は放送から2週間です)
■『BS朝日 日曜スクープ』11月19日の放送内容は現在、公開中です。 【ガザ最大病院突入】院内制圧で“ハマス拠点主張”人質解放の協議は◆日曜スクープ◆ パレスチナ自治区のガザ地区で攻撃を継続するイスラエル軍は16日、同地区最大のシファ病院付近で、イスラム組織「ハマス」に拉致され、人質となっていたイエフィディト・ワイスさん(65)とイスラエル軍兵士のノア・マルシアーノさん(19)の2人の遺体を発見した。ハマス側は、アリエ・ザマルノビッチさん(86)の遺体が映った映像を公開した。イスラエル軍は10月30日、ハマスにより人質となった女性兵士を地上作戦で救出したと発表した。米シンクタンク・戦争研究所によると、イスラエルの戦時内閣に所属するガンツ前国防相は15日、ガザでの軍事攻撃について言及し、「目標が達成するまで戦争を止めることはない」と、ハマス壊滅に期限がないことを強調した。 ロイター通信によると、イスラエルとハマスを仲介するカタールは、3日間の停戦と引き換えに、ハマスが拘束する人質50人を解放することを条件に交渉した。ハマスは大枠で合意しているが、イスラエル側が合意しておらず、詳細な条件を巡り、駆け引きが続いている。一方、バイデン米大統領とカタール・タミーム首長が17日、ハマスが拘束する人質解放に関する協議を行った。バイデン大統領は「これ以上、遅れることなく解放することが、緊急に必要である」とカタール側に強く要請した。この協議を巡り、イスラエルのネタニヤフ首相は14日、解放する人質の人数を増やすよう、カタールのタミーム首長に圧力をかけることをバイデン大統領に求めていた。米ワシントンポスト紙は19日、イスラエルとハマスが、ガザに監禁されている人質女性と子どもの解放を引き換えに、5日間の戦闘停止に応じる方向で合意に近づいていると報じた。米ホワイトハウスは、「合意に達していないが、努力を続ける」とコメントした。 イスラエル軍は13日、ガザ北部にある「ランティシ小児病院」の地下室から、爆発ベルトや手榴弾など多くの武器を発見したことを明らかにした。15日未明には、イスラエル軍はガザ最大のシファ病院に突入し、「シファ病院内の特定エリアで、ハマスに対する正確かつ的を絞った作戦を実施している」と発表した。同軍のハガリ報道官は16日、シファ病院、ランティシ小児病院などへの突入作戦に言及し、「ハマスは、テロ活動を地上、地下の両方で行っている」と、病院の施設がテロ活動に使用されていると主張した。米国防総省のシン副報道官は14日、米諜報機関が入手した情報として、「パレスチナの武装組織はシファ病院から指揮統制を行っている。この施設に武器を保管し、イスラエルの軍事作戦に対応できるよう準備している」と指摘した。 ★ゲスト:小泉悠(東大先端研)、立山良司(防衛大学校名誉教授) ★アンカー:木内登英(野村総研エグゼクティブエコノミスト) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH (公開期間は放送から2週間です) 【渡河成功で橋頭堡を構築】南部で前進“反攻加速”膠着打開のカギは◆日曜スクープ◆ ウクライナ軍は15日、南部へルソン州のドニプロ川東岸からロシア軍を撤退させ、複数の橋頭堡を構築したことを主張した。ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、米シンクタンク・ハドソン研究所の講演で、「あらゆる予想に反して、ウクライナ軍はドニプロ川東岸に足場を築いた」と述べた。ゼレンスキー大統領は17日、渡河作戦を遂行する兵士の様子を示す写真7枚をSNSに投稿し、「ヘルソン州左岸、我らの戦士たちよ。前進する彼らの力に感謝する」と兵士を称えると同時に、内外に戦果をアピールした。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、1日夜に、ドニプロ東岸へ渡河したウクライナ軍第38海兵旅団の兵士は、ロシアの地雷や狙撃兵、偵察兵を避けながら、クリンキーに到着。兵士らは森の中の塹壕に陣取った。即座にロシア軍の砲撃が開始されるが、確実に前進した。親ロシア派でヘルソン州のサルド知事は、ウクライナ軍による渡河を認め、「敵はクリンキーに閉じ込められており、爆弾、ロケット弾、火炎放射器、砲弾、ドローンなどによる灼熱の地獄が用意されている」とコメントした。 冬の到来を目前に、ロシア軍がエネルギー・インフラを標的にした攻撃を実施する可能性があるとして、ウクライナ軍は警戒を強めている。ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は6日、「ここ数週間、ロシアからのインフラ攻撃が60回に及んだ」と発表した。米経済誌「フォーブス」は、ロシアがこの1年間に発射したミサイルと月別に集計した結果を発表した。今年10月は、31回と大きく減らしていた。前月の9月は132回と、4分の1以下となった。冬期インフラ攻撃を始めた昨年10月は245回で、今年は約8分の1となった。ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー報道官は、「ロシアは高精度ミサイルを約870発保有し、敵の攻撃戦術には、様々なミサイルと攻撃用ドローンの組み合わせが含まれる可能性がある」と警戒感を示した。 ★ゲスト:小泉悠(東大先端研)、長谷川雄之(防衛研究所) ★アンカー:木内登英(野村総研エグゼクティブエコノミスト) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH (公開期間は放送から2週間です)
■『BS朝日 日曜スクープ』9月10日の放送内容は現在、公開中です。 【熊谷6人殺害国賠訴訟】上告理由書を提出“警察裁量”不当性の存否◆日曜スクープ◆ 2015年に埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件で、妻と娘2人の殺害は県警の近隣住民への注意喚起が不十分として、遺族の加藤裕希さん(50)が5日、最高裁判所に上告審として受理することを求める理由書を提出した。今年6月、加藤さんが県に約6400万円の損害賠償を求めた国家賠償請求は、控訴審で棄却されていた。最高裁で上告が受理されて審理の対象となるのは2022年の場合、1.3%の狭き門だった。 訴えによると、当時、埼玉県警は熊谷署から逃走中だったペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者を、最初の殺人事件の「参考人」として全国に手配していた。ジョナタン受刑者の逃走については、加藤さんの事件が起きるまで、埼玉県警は明らかにしていなかった。1審のさいたま地裁は昨年4月、埼玉県警の情報提供に違法性はないとして、原告の訴えを棄却。昨年10月に始まった控訴審では1審と同様、事件の発生について予想可能かどうかという、警察が予め知り得る「予見可能性」、また、その「予見可能性」に基づく「結果回避義務」の存否が争点となったが、東京高裁は今年6月、危険の切迫性を認めながらも、重大事件が発生した初期段階で捜査の状況に応じて、地域住民にどの程度の情報を提供するかは警察の裁量に委ねられている」と判示し、控訴を棄却していた。 加藤さん側が提出した理由書によると、埼玉県警幹部は「屋外の通り魔事件であれば1件発生しただけで連続発生を想定すべきであり、屋内事件であれば2件続けて発生しない限り連続発生を想定できない」とする、いわゆる「1件2件論」を主張する。しかし、加藤さん側は「1件2件論」は警察庁が否定しており、また、裁判例や法律文献もなく、その主張の信用性を吟味することなく、埼玉県警幹部の証言を鵜呑みにした控訴審の判決理由に不備があると訴えている。今回の理由書の提出を受けて、加藤さんは「どうにか公正な判断を司法に求めて、勝訴に向けて頑張っていければとは思います」と現在の心境を語った。 ▽埼玉・熊谷6人殺害事件 2015年9月に、住宅3軒で男女6人が殺害された事件。強盗殺人などの罪に問われたナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者は2018年3月、1審・さいたま地裁で死刑判決。東京高裁は19年12月、心神耗弱を理由に1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。検察側は上告を見送った。最高裁が20年9月、無罪を主張する弁護側の上告を棄却、無期懲役の高裁判決が確定した。
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■『BS朝日 日曜スクープ』8月13日の放送内容は現在、公開中です。 【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆ 遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH 【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆ ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH 【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆ ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH 【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆ ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH
『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。
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【ガザ戦闘休止で人質解放】仲介奏功に“首脳外交“隠密交渉の舞台裏◆日曜スクープ◆
ガザ地区で拡大する人道危機の解消の契機となるかが大きな焦点となる。イスラエルとガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」が24日から4日間の戦闘休止期間に入り、双方の合意に基づき、ハマスに拘束されていた一部の人質が解放された。24日に行われた人質解放の初日は、イスラエル人13人を含む24人で、2回目となる25日が17人となった。一方、イスラエル側は24日、パレスチナ人を39人、25日には42人を解放した。カタール政府は22日、ハマス側が4日間戦闘を停止することを引き換えとして、ガザ地区で拘束されている人質50人を解放することで合意したと発表していた。イスラエルとハマスの戦闘休止の合意を受け、22日、ガザ地区にトラック200台分の支援物資と4台分の燃料が搬入された。戦闘停止の期間中、ガザ南部で航空機の飛行を完全に停止となり、北部では、現地時間の午前10時から午後4時まで6時間停止する。ガザ南部から北部への移動を禁止する中、イスラエル軍はガザ北部へ戻るパレスチナの住民に発砲し、2人が死亡、11人が負傷した。休戦期間はハマスが追加で人質10人を解放するにつき、1日ずつ延長される。
人質解放と戦闘休止で合意した舞台裏には、米国、カタールなどによる活発な首脳外交と仲介が存在した。イスラエル戦時内閣のメンバーであるガラント国防相は、イスラエル軍によるガザ地区での地上作戦の勢いが弱まる状況から、ハマスに軍事的再編を許すことに懸念を抱いていた。ガラント氏は14日、人質解放に関する閣僚投票の延期をネタニヤフ首相に要請し、その結果、戦時内閣で人質解放に関する閣僚による合意には至らなかった。ネタニヤフ首相は14日、米国家安全保障会議のマクガーク中東調整官に、「我々には人質解放合意が必要である」と語り、バイデン米大統領に伝えるよう要請した。これを受け、バイデン大統領とカタールのタミーム首長が17日、電話会談し、ハマスが拘束する人質及びガザ地区の状況について協議した。バイデン大統領は、ハマス側の仲介を担うタミーム首長に対し、「イスラエルが受け入れる戦闘休止の期間は4日間、それを受け入れるべきだ」と訴えた。ハマス側への条件提示をはじめ、意向も確認され、最終的に合意の目途が確認されたのは19日だった。
ガザ北部のハマス軍事拠点を概ね制圧したイスラエル軍は、ガザ市に次ぐ第2の都市である南部ハンユニスにハマスの司令部が存在することを視野に、地上作戦の準備を進めている。イスラエルのオルメルト元首相は、「ハンユニスには、ハマスの本当の本拠地が存在する」と指摘した。イスラエル軍は19日、南部ハンユニスの「ナセル病院」付近に空爆を行い、約70人が死亡した。米CNNは、ハンユニスで23日に実施したイスラエル軍による空爆で、ハマス海軍部門の指揮官であるアマル・アブ・ジャララ氏が殺害されたと報じた。米国務省のミラー報道官は23日、イスラエル軍によるガザ南部への攻撃に言及し、「人道上必要な措置を講じるまで、ガザ南部でのさらなる作戦を開始すべきではない」と配慮を示し、イスラエル政府を牽制した。
★ゲスト:小谷哲男(明海大学教授)、西野正巳(防衛省防衛研究所)、
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授)
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(公開期間は放送から2週間です)
【衛星発射に技術支援】北朝鮮がロシア“武器供与”関係構築の背景は◆日曜スクープ◆
ウクライナの首都キーウでロシア軍による大規模なドローン攻撃があり、5人が負傷した。
ウクライナ軍は25日、ロシア軍が首都キーウなど6地域に大規模なドローン攻撃を仕掛けたと明らかにした。イラン製ドローン75機が飛来し、同軍はそのうち74機を撃墜した。キーウのクリチコ市長は、「昨年2月の侵攻開始以降、過去最大のドローン攻撃だ」と非難し、11歳の子どもを含む5人が負傷したと発表した。このうち50機がキーウに飛来し、ドローンの破片が落下するなどして幼稚園や集合住宅で火災が発生し、キーウ州は1万6千世帯が停電した。
第2のバフムトとも呼ばれる東部要衝アウディイフカに、ロシア軍が攻勢を仕掛ける。ウクライナ軍のシュトゥプン報道官は22日、ドネツク州の東部要衝アウディイフカ付近で、ロシア軍が攻撃を強化しており、この1日で攻撃が3割ほど増加していると指摘した。アウディイフカのバラバシュ市長は24日、「大規模攻撃の第3波が始まり、ロシア軍が全方向から攻撃を行っている」と述べ、歩兵主導の人海戦術が展開されている現状を明らかにした。ウクライナ東部前線では、ロシア軍が「ストームZ」と呼ばれる受刑者らで構成する懲罰部隊を、東部アウディイフカの戦闘に投入していることが明らかになっている。ウクライナの主要紙「キーウ・ポスト」は24日、2003年から2012年にかけて4人を殺害した受刑者がウクライナでの戦闘に参加することに同意し、釈放されたと報じた。
北朝鮮が軍事偵察衛星「万里鏡1号」を21日深夜に打ち上げ、地球の周回軌道への投入に成功したと発表した。朝鮮中央通信は、軍事偵察衛星が軌道に正確に進入し、グアムの米軍基地を撮影したことを報じた。韓国の情報機関「国家情報院」は、軍事偵察衛星の打ち上げに2回失敗した北朝鮮が3カ月後に成功を収めた背景に、関係を深めるロシアによる技術的な支援が存在するとの分析を示した。今年9月、プーチン大統領と金正恩総書記は、ロシア極東の「ボストーチヌイ宇宙基地」で会談した。北朝鮮がロケット技術に関心を持つ事情を把握していたプーチン大統領は、会談の場を同宇宙基地に設定し、北朝鮮に対する技術面の協力を示唆していた。韓国の情報機関「国家情報院」は8月以降、北朝鮮からのロシアへの武器輸送が10回程度あったことを指摘し、合計で約100万発の砲弾が渡されていたと分析した。北朝鮮による武器供与の見返りに、ロシアがミサイル技術を提供したと観測されている。
★ゲスト:駒木明義(朝日新聞論説委員)、山下裕貴(元陸上自衛隊中部方面総監)
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授)
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(公開期間は放送から2週間です)
■『BS朝日 日曜スクープ』11月19日の放送内容は現在、公開中です。
【ガザ最大病院突入】院内制圧で“ハマス拠点主張”人質解放の協議は◆日曜スクープ◆
パレスチナ自治区のガザ地区で攻撃を継続するイスラエル軍は16日、同地区最大のシファ病院付近で、イスラム組織「ハマス」に拉致され、人質となっていたイエフィディト・ワイスさん(65)とイスラエル軍兵士のノア・マルシアーノさん(19)の2人の遺体を発見した。ハマス側は、アリエ・ザマルノビッチさん(86)の遺体が映った映像を公開した。イスラエル軍は10月30日、ハマスにより人質となった女性兵士を地上作戦で救出したと発表した。米シンクタンク・戦争研究所によると、イスラエルの戦時内閣に所属するガンツ前国防相は15日、ガザでの軍事攻撃について言及し、「目標が達成するまで戦争を止めることはない」と、ハマス壊滅に期限がないことを強調した。
ロイター通信によると、イスラエルとハマスを仲介するカタールは、3日間の停戦と引き換えに、ハマスが拘束する人質50人を解放することを条件に交渉した。ハマスは大枠で合意しているが、イスラエル側が合意しておらず、詳細な条件を巡り、駆け引きが続いている。一方、バイデン米大統領とカタール・タミーム首長が17日、ハマスが拘束する人質解放に関する協議を行った。バイデン大統領は「これ以上、遅れることなく解放することが、緊急に必要である」とカタール側に強く要請した。この協議を巡り、イスラエルのネタニヤフ首相は14日、解放する人質の人数を増やすよう、カタールのタミーム首長に圧力をかけることをバイデン大統領に求めていた。米ワシントンポスト紙は19日、イスラエルとハマスが、ガザに監禁されている人質女性と子どもの解放を引き換えに、5日間の戦闘停止に応じる方向で合意に近づいていると報じた。米ホワイトハウスは、「合意に達していないが、努力を続ける」とコメントした。
イスラエル軍は13日、ガザ北部にある「ランティシ小児病院」の地下室から、爆発ベルトや手榴弾など多くの武器を発見したことを明らかにした。15日未明には、イスラエル軍はガザ最大のシファ病院に突入し、「シファ病院内の特定エリアで、ハマスに対する正確かつ的を絞った作戦を実施している」と発表した。同軍のハガリ報道官は16日、シファ病院、ランティシ小児病院などへの突入作戦に言及し、「ハマスは、テロ活動を地上、地下の両方で行っている」と、病院の施設がテロ活動に使用されていると主張した。米国防総省のシン副報道官は14日、米諜報機関が入手した情報として、「パレスチナの武装組織はシファ病院から指揮統制を行っている。この施設に武器を保管し、イスラエルの軍事作戦に対応できるよう準備している」と指摘した。
★ゲスト:小泉悠(東大先端研)、立山良司(防衛大学校名誉教授)
★アンカー:木内登英(野村総研エグゼクティブエコノミスト)
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【渡河成功で橋頭堡を構築】南部で前進“反攻加速”膠着打開のカギは◆日曜スクープ◆
ウクライナ軍は15日、南部へルソン州のドニプロ川東岸からロシア軍を撤退させ、複数の橋頭堡を構築したことを主張した。ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、米シンクタンク・ハドソン研究所の講演で、「あらゆる予想に反して、ウクライナ軍はドニプロ川東岸に足場を築いた」と述べた。ゼレンスキー大統領は17日、渡河作戦を遂行する兵士の様子を示す写真7枚をSNSに投稿し、「ヘルソン州左岸、我らの戦士たちよ。前進する彼らの力に感謝する」と兵士を称えると同時に、内外に戦果をアピールした。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、1日夜に、ドニプロ東岸へ渡河したウクライナ軍第38海兵旅団の兵士は、ロシアの地雷や狙撃兵、偵察兵を避けながら、クリンキーに到着。兵士らは森の中の塹壕に陣取った。即座にロシア軍の砲撃が開始されるが、確実に前進した。親ロシア派でヘルソン州のサルド知事は、ウクライナ軍による渡河を認め、「敵はクリンキーに閉じ込められており、爆弾、ロケット弾、火炎放射器、砲弾、ドローンなどによる灼熱の地獄が用意されている」とコメントした。
冬の到来を目前に、ロシア軍がエネルギー・インフラを標的にした攻撃を実施する可能性があるとして、ウクライナ軍は警戒を強めている。ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は6日、「ここ数週間、ロシアからのインフラ攻撃が60回に及んだ」と発表した。米経済誌「フォーブス」は、ロシアがこの1年間に発射したミサイルと月別に集計した結果を発表した。今年10月は、31回と大きく減らしていた。前月の9月は132回と、4分の1以下となった。冬期インフラ攻撃を始めた昨年10月は245回で、今年は約8分の1となった。ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー報道官は、「ロシアは高精度ミサイルを約870発保有し、敵の攻撃戦術には、様々なミサイルと攻撃用ドローンの組み合わせが含まれる可能性がある」と警戒感を示した。
★ゲスト:小泉悠(東大先端研)、長谷川雄之(防衛研究所)
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【熊谷6人殺害国賠訴訟】上告理由書を提出“警察裁量”不当性の存否◆日曜スクープ◆
2015年に埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件で、妻と娘2人の殺害は県警の近隣住民への注意喚起が不十分として、遺族の加藤裕希さん(50)が5日、最高裁判所に上告審として受理することを求める理由書を提出した。今年6月、加藤さんが県に約6400万円の損害賠償を求めた国家賠償請求は、控訴審で棄却されていた。最高裁で上告が受理されて審理の対象となるのは2022年の場合、1.3%の狭き門だった。
訴えによると、当時、埼玉県警は熊谷署から逃走中だったペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者を、最初の殺人事件の「参考人」として全国に手配していた。ジョナタン受刑者の逃走については、加藤さんの事件が起きるまで、埼玉県警は明らかにしていなかった。1審のさいたま地裁は昨年4月、埼玉県警の情報提供に違法性はないとして、原告の訴えを棄却。昨年10月に始まった控訴審では1審と同様、事件の発生について予想可能かどうかという、警察が予め知り得る「予見可能性」、また、その「予見可能性」に基づく「結果回避義務」の存否が争点となったが、東京高裁は今年6月、危険の切迫性を認めながらも、重大事件が発生した初期段階で捜査の状況に応じて、地域住民にどの程度の情報を提供するかは警察の裁量に委ねられている」と判示し、控訴を棄却していた。
加藤さん側が提出した理由書によると、埼玉県警幹部は「屋外の通り魔事件であれば1件発生しただけで連続発生を想定すべきであり、屋内事件であれば2件続けて発生しない限り連続発生を想定できない」とする、いわゆる「1件2件論」を主張する。しかし、加藤さん側は「1件2件論」は警察庁が否定しており、また、裁判例や法律文献もなく、その主張の信用性を吟味することなく、埼玉県警幹部の証言を鵜呑みにした控訴審の判決理由に不備があると訴えている。今回の理由書の提出を受けて、加藤さんは「どうにか公正な判断を司法に求めて、勝訴に向けて頑張っていければとは思います」と現在の心境を語った。
▽埼玉・熊谷6人殺害事件
2015年9月に、住宅3軒で男女6人が殺害された事件。強盗殺人などの罪に問われたナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者は2018年3月、1審・さいたま地裁で死刑判決。東京高裁は19年12月、心神耗弱を理由に1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。検察側は上告を見送った。最高裁が20年9月、無罪を主張する弁護側の上告を棄却、無期懲役の高裁判決が確定した。
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【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆
遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
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【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
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