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『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。 生放送でお伝えするニュース解説を放送終了後、ネットで動画公開します。 もう一度、ご覧になりたい方、見逃してしまった方、是非ともご利用ください。
■『BS朝日 日曜スクープ』5月12日の放送内容は現在、公開中です。 【ロシア軍がハルキウ州で地上作戦】防御線突破で“越境攻撃”緩衝地帯の設置が狙いか プーチン大統領は9日、対独戦勝記念日の軍事パレードで演説し、「大祖国戦争に参加した退役軍人の記憶を大切にしながら、頭を下げます。ネオナチによる野蛮な砲撃とテロ攻撃で亡くなった民間人、そしてネオナチとの戦いとロシアのための正義の戦いで倒れた戦友たちを追悼します」と述べた。首都モスクワにある「赤の広場」で開催された軍事パレードには、9000人超の軍人が参加し、核弾頭搭載可能な短距離弾道ミサイル「イスカンデル」、核兵器を複数搭載可能な多弾頭の大陸間弾道ミサイル「ヤルス」などが公開された。米シンクタンク・戦争研究所によると、イラン、北朝鮮、中国の代表は、プーチン大統領とともに壇上に登ることはなかった。西側諸国からは出席が見送られた。2005年に行われた第60回の戦勝記念日の式典では当時、日本の小泉純一郎総理をはじめ、ブッシュ米大統領、シラク仏大統領など西側諸国の首脳が出席していた。7日に行われた大統領就任式で、プーチン氏は、「国内の不安やトラブルのために払った莫大な代償を決して忘れてはならない。国家と社会政治システムはいかなる脅威や挑戦に対しても強く抵抗力を持ち、進歩的で安定した発展を保証しなければならない」と訴えた。 プーチン氏は2000年に大統領に就任し、首相時代を含め24年間にわたりロシアの統治にあたった。プーチン氏は憲法を改正しており、さらに12年間、83歳まで続投が可能となった。米トランプ政権で国家安全保障会議の欧州・ロシア担当首席顧問を務めたフィオナ・ヒル氏は8日、英BBCの取材に対して、「プーチン氏は自分のことをロシアのツァーリ(皇帝)、『ウラジーミル大帝』だと思っている」と述べた。また、米カーネギー国際平和基金の上級フェローのアンドレイ・コレスニコフ氏は、「プーチン主義はスターリン主義の再来。プーチン氏の権力は、スターリン時代と同様に、プーチン氏個人に集中している。プーチン氏は一生、権力を維持するための準備をしている」と独裁者スターリンとプーチン氏の類似性を指摘する。5期目に突入したプーチン氏への崇拝が加速している。プーチン氏の5期目の就任式に出席したトルストイ議員は、「プーチン氏はロシアを勝利に導いている」と語り、また、ヴォロージン下院議長は、「プーチン氏がいればロシアがあり、プーチン氏がいなければ、ロシアはない。西側諸国はいずれ崩壊する」と述べた。 ウクライナ国防省は10日、ロシア軍の装甲車両がロシア国境付近にあるハルキウ州の防衛線の突破を試みたことを明らかにした。米CNNによると、同州クラスネ村に向かったロシア軍の攻撃は、4個大隊の約2000人が実施した。ロシア軍は、国境の町・ボルチャンスクへ向け約1キロ侵入した。ロシア軍はハルキウ州の4集落を制圧した。ロシア軍の目的は、国境から約10キロの深さまで入り、ロシア領に戦争の影響が及ばないよう、国境緩衝地帯を構築することとする見方も伝えられる。周辺一帯を防御するために、ウクライナ軍は予備部隊を投入した。アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は10日、ハルキウなどで、ロシア軍が大規模攻撃に向けて準備している可能性があると指摘したうえで、「ロシア軍が今後、数週間でさらに前進する可能性がある」と危機感を表明した。
★ゲスト:秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所日本特別代表)、小泉悠(東大先端研准教授) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH (公開期間は放送から2週間です)
【プーチン氏“核部隊は臨戦態勢“】欧州が抱く危機感…ウクライナ支援は新段階へ プーチン大統領は9日、首都モスクワで行われた第2次世界大戦の対ドイツ戦勝記念パレードで演説を行い、ウクライナ侵攻を巡り対立する西側諸国に対して、「ナチ継承者の正当化などは西側エリートの共通政策だ。ロシアは全面的衝突を防ぐためあらゆる努力を尽くし、私たちを脅す者は誰も許さない。我々の戦略的な力(核部隊)は常に戦闘状態にある」と警告した。プーチン演説に先立って、キャメロン英外相は2日、英国が供与した兵器で、ウクライナがロシア領内を攻撃することについて、「ウクライナ人がどのような行動を取るかについて、私たちの見解では、支援した兵器をどのように使うかは彼らの判断であり、私たちは、注意事項は何もつけません」と述べ、記者から「ロシア領内への使用も含めて」か、と問われると「それはウクライナが決めることだ。そして、ウクライナにはその権利がある」と答えていた。 ロシアのウクライナ侵攻に対して、スナク英首相は4月23日、「ロシアの残忍な野心からウクライナを守ることは、我々の安全保障と全欧州にとって不可欠だ。もし、プーチン氏に、この侵略戦争に成功することを許せば、彼はポーランド国境に留まることはないだろう」と述べた。また、マクロン仏大統領は、2日の英エコノミスト誌の取材に対して、「もし、ロシアがウクライナで勝てば、欧州の安全保障はなくなる。ロシアがそこで立ち止まると誰が考えるだろうか。他の近隣諸国、モルドバ、ルーマニア、ポーランド、リトアニアなどには、どのような安全があるのか」と危惧をあらわにした。さらに、マクロン仏大統領は2日、英誌「エコノミスト」のインタビューに応じ、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの地上部隊派遣の可能性にあらためて言及し、「もし、ロシア軍が前線を突破し、ウクライナの要求があったとしたら、当然ながら(地上軍派遣を)検討しなければならない」と強調した。ウクライナへの地上部隊の派遣を巡り、マクロン大統領は今年2月にも、「地上部隊の派遣について、公式に了解され承認される形での合意はなかった。その動きについては、何も排除するべきではない。ロシアがこの戦争に勝てないよう、我々はあらゆることをする」と述べていた。 プーチン大統領は6日、ウクライナと国境を接する地域を管轄する南部軍管区のミサイル部隊などに対して、戦術核の使用を想定した演習の実施を指示した。2022年2月のウクライナ侵攻以来、西側諸国に対して戦術核兵器使用を示唆してきたが、公式に演習を発表したのは今回が初めて。また、ベラルーシもロシアの演習と合わせて行うと発表した。ロシア外務省は声明で、演習は西側による挑発的な言動への対応だとして、ウクライナへの「F16」戦闘機供与や派兵は「壊滅的な結果」を招くなどと主張している。
★ゲスト:秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所日本特別代表)、小泉悠(東大先端研准教授 ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH (公開期間は放送から2週間です)
■『BS朝日 日曜スクープ』9月10日の放送内容は現在、公開中です。 【熊谷6人殺害国賠訴訟】上告理由書を提出“警察裁量”不当性の存否◆日曜スクープ◆ 2015年に埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件で、妻と娘2人の殺害は県警の近隣住民への注意喚起が不十分として、遺族の加藤裕希さん(50)が5日、最高裁判所に上告審として受理することを求める理由書を提出した。今年6月、加藤さんが県に約6400万円の損害賠償を求めた国家賠償請求は、控訴審で棄却されていた。最高裁で上告が受理されて審理の対象となるのは2022年の場合、1.3%の狭き門だった。 訴えによると、当時、埼玉県警は熊谷署から逃走中だったペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者を、最初の殺人事件の「参考人」として全国に手配していた。ジョナタン受刑者の逃走については、加藤さんの事件が起きるまで、埼玉県警は明らかにしていなかった。1審のさいたま地裁は昨年4月、埼玉県警の情報提供に違法性はないとして、原告の訴えを棄却。昨年10月に始まった控訴審では1審と同様、事件の発生について予想可能かどうかという、警察が予め知り得る「予見可能性」、また、その「予見可能性」に基づく「結果回避義務」の存否が争点となったが、東京高裁は今年6月、危険の切迫性を認めながらも、重大事件が発生した初期段階で捜査の状況に応じて、地域住民にどの程度の情報を提供するかは警察の裁量に委ねられている」と判示し、控訴を棄却していた。 加藤さん側が提出した理由書によると、埼玉県警幹部は「屋外の通り魔事件であれば1件発生しただけで連続発生を想定すべきであり、屋内事件であれば2件続けて発生しない限り連続発生を想定できない」とする、いわゆる「1件2件論」を主張する。しかし、加藤さん側は「1件2件論」は警察庁が否定しており、また、裁判例や法律文献もなく、その主張の信用性を吟味することなく、埼玉県警幹部の証言を鵜呑みにした控訴審の判決理由に不備があると訴えている。今回の理由書の提出を受けて、加藤さんは「どうにか公正な判断を司法に求めて、勝訴に向けて頑張っていければとは思います」と現在の心境を語った。 ▽埼玉・熊谷6人殺害事件 2015年9月に、住宅3軒で男女6人が殺害された事件。強盗殺人などの罪に問われたナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者は2018年3月、1審・さいたま地裁で死刑判決。東京高裁は19年12月、心神耗弱を理由に1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。検察側は上告を見送った。最高裁が20年9月、無罪を主張する弁護側の上告を棄却、無期懲役の高裁判決が確定した。
放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH
■『BS朝日 日曜スクープ』8月13日の放送内容は現在、公開中です。 【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆ 遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH 【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆ ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH 【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆ ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH 【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆ ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。 ★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス) ★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員) 放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。 ⇒ テレ朝news ⇒ ANNnewsCH
『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。
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もう一度、ご覧になりたい方、見逃してしまった方、是非ともご利用ください。
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【ロシア軍がハルキウ州で地上作戦】防御線突破で“越境攻撃”緩衝地帯の設置が狙いか
プーチン大統領は9日、対独戦勝記念日の軍事パレードで演説し、「大祖国戦争に参加した退役軍人の記憶を大切にしながら、頭を下げます。ネオナチによる野蛮な砲撃とテロ攻撃で亡くなった民間人、そしてネオナチとの戦いとロシアのための正義の戦いで倒れた戦友たちを追悼します」と述べた。首都モスクワにある「赤の広場」で開催された軍事パレードには、9000人超の軍人が参加し、核弾頭搭載可能な短距離弾道ミサイル「イスカンデル」、核兵器を複数搭載可能な多弾頭の大陸間弾道ミサイル「ヤルス」などが公開された。米シンクタンク・戦争研究所によると、イラン、北朝鮮、中国の代表は、プーチン大統領とともに壇上に登ることはなかった。西側諸国からは出席が見送られた。2005年に行われた第60回の戦勝記念日の式典では当時、日本の小泉純一郎総理をはじめ、ブッシュ米大統領、シラク仏大統領など西側諸国の首脳が出席していた。7日に行われた大統領就任式で、プーチン氏は、「国内の不安やトラブルのために払った莫大な代償を決して忘れてはならない。国家と社会政治システムはいかなる脅威や挑戦に対しても強く抵抗力を持ち、進歩的で安定した発展を保証しなければならない」と訴えた。
プーチン氏は2000年に大統領に就任し、首相時代を含め24年間にわたりロシアの統治にあたった。プーチン氏は憲法を改正しており、さらに12年間、83歳まで続投が可能となった。米トランプ政権で国家安全保障会議の欧州・ロシア担当首席顧問を務めたフィオナ・ヒル氏は8日、英BBCの取材に対して、「プーチン氏は自分のことをロシアのツァーリ(皇帝)、『ウラジーミル大帝』だと思っている」と述べた。また、米カーネギー国際平和基金の上級フェローのアンドレイ・コレスニコフ氏は、「プーチン主義はスターリン主義の再来。プーチン氏の権力は、スターリン時代と同様に、プーチン氏個人に集中している。プーチン氏は一生、権力を維持するための準備をしている」と独裁者スターリンとプーチン氏の類似性を指摘する。5期目に突入したプーチン氏への崇拝が加速している。プーチン氏の5期目の就任式に出席したトルストイ議員は、「プーチン氏はロシアを勝利に導いている」と語り、また、ヴォロージン下院議長は、「プーチン氏がいればロシアがあり、プーチン氏がいなければ、ロシアはない。西側諸国はいずれ崩壊する」と述べた。
ウクライナ国防省は10日、ロシア軍の装甲車両がロシア国境付近にあるハルキウ州の防衛線の突破を試みたことを明らかにした。米CNNによると、同州クラスネ村に向かったロシア軍の攻撃は、4個大隊の約2000人が実施した。ロシア軍は、国境の町・ボルチャンスクへ向け約1キロ侵入した。ロシア軍はハルキウ州の4集落を制圧した。ロシア軍の目的は、国境から約10キロの深さまで入り、ロシア領に戦争の影響が及ばないよう、国境緩衝地帯を構築することとする見方も伝えられる。周辺一帯を防御するために、ウクライナ軍は予備部隊を投入した。アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は10日、ハルキウなどで、ロシア軍が大規模攻撃に向けて準備している可能性があると指摘したうえで、「ロシア軍が今後、数週間でさらに前進する可能性がある」と危機感を表明した。
★ゲスト:秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所日本特別代表)、小泉悠(東大先端研准教授)
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【プーチン氏“核部隊は臨戦態勢“】欧州が抱く危機感…ウクライナ支援は新段階へ
プーチン大統領は9日、首都モスクワで行われた第2次世界大戦の対ドイツ戦勝記念パレードで演説を行い、ウクライナ侵攻を巡り対立する西側諸国に対して、「ナチ継承者の正当化などは西側エリートの共通政策だ。ロシアは全面的衝突を防ぐためあらゆる努力を尽くし、私たちを脅す者は誰も許さない。我々の戦略的な力(核部隊)は常に戦闘状態にある」と警告した。プーチン演説に先立って、キャメロン英外相は2日、英国が供与した兵器で、ウクライナがロシア領内を攻撃することについて、「ウクライナ人がどのような行動を取るかについて、私たちの見解では、支援した兵器をどのように使うかは彼らの判断であり、私たちは、注意事項は何もつけません」と述べ、記者から「ロシア領内への使用も含めて」か、と問われると「それはウクライナが決めることだ。そして、ウクライナにはその権利がある」と答えていた。
ロシアのウクライナ侵攻に対して、スナク英首相は4月23日、「ロシアの残忍な野心からウクライナを守ることは、我々の安全保障と全欧州にとって不可欠だ。もし、プーチン氏に、この侵略戦争に成功することを許せば、彼はポーランド国境に留まることはないだろう」と述べた。また、マクロン仏大統領は、2日の英エコノミスト誌の取材に対して、「もし、ロシアがウクライナで勝てば、欧州の安全保障はなくなる。ロシアがそこで立ち止まると誰が考えるだろうか。他の近隣諸国、モルドバ、ルーマニア、ポーランド、リトアニアなどには、どのような安全があるのか」と危惧をあらわにした。さらに、マクロン仏大統領は2日、英誌「エコノミスト」のインタビューに応じ、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの地上部隊派遣の可能性にあらためて言及し、「もし、ロシア軍が前線を突破し、ウクライナの要求があったとしたら、当然ながら(地上軍派遣を)検討しなければならない」と強調した。ウクライナへの地上部隊の派遣を巡り、マクロン大統領は今年2月にも、「地上部隊の派遣について、公式に了解され承認される形での合意はなかった。その動きについては、何も排除するべきではない。ロシアがこの戦争に勝てないよう、我々はあらゆることをする」と述べていた。
プーチン大統領は6日、ウクライナと国境を接する地域を管轄する南部軍管区のミサイル部隊などに対して、戦術核の使用を想定した演習の実施を指示した。2022年2月のウクライナ侵攻以来、西側諸国に対して戦術核兵器使用を示唆してきたが、公式に演習を発表したのは今回が初めて。また、ベラルーシもロシアの演習と合わせて行うと発表した。ロシア外務省は声明で、演習は西側による挑発的な言動への対応だとして、ウクライナへの「F16」戦闘機供与や派兵は「壊滅的な結果」を招くなどと主張している。
★ゲスト:秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所日本特別代表)、小泉悠(東大先端研准教授
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【熊谷6人殺害国賠訴訟】上告理由書を提出“警察裁量”不当性の存否◆日曜スクープ◆
2015年に埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件で、妻と娘2人の殺害は県警の近隣住民への注意喚起が不十分として、遺族の加藤裕希さん(50)が5日、最高裁判所に上告審として受理することを求める理由書を提出した。今年6月、加藤さんが県に約6400万円の損害賠償を求めた国家賠償請求は、控訴審で棄却されていた。最高裁で上告が受理されて審理の対象となるのは2022年の場合、1.3%の狭き門だった。
訴えによると、当時、埼玉県警は熊谷署から逃走中だったペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者を、最初の殺人事件の「参考人」として全国に手配していた。ジョナタン受刑者の逃走については、加藤さんの事件が起きるまで、埼玉県警は明らかにしていなかった。1審のさいたま地裁は昨年4月、埼玉県警の情報提供に違法性はないとして、原告の訴えを棄却。昨年10月に始まった控訴審では1審と同様、事件の発生について予想可能かどうかという、警察が予め知り得る「予見可能性」、また、その「予見可能性」に基づく「結果回避義務」の存否が争点となったが、東京高裁は今年6月、危険の切迫性を認めながらも、重大事件が発生した初期段階で捜査の状況に応じて、地域住民にどの程度の情報を提供するかは警察の裁量に委ねられている」と判示し、控訴を棄却していた。
加藤さん側が提出した理由書によると、埼玉県警幹部は「屋外の通り魔事件であれば1件発生しただけで連続発生を想定すべきであり、屋内事件であれば2件続けて発生しない限り連続発生を想定できない」とする、いわゆる「1件2件論」を主張する。しかし、加藤さん側は「1件2件論」は警察庁が否定しており、また、裁判例や法律文献もなく、その主張の信用性を吟味することなく、埼玉県警幹部の証言を鵜呑みにした控訴審の判決理由に不備があると訴えている。今回の理由書の提出を受けて、加藤さんは「どうにか公正な判断を司法に求めて、勝訴に向けて頑張っていければとは思います」と現在の心境を語った。
▽埼玉・熊谷6人殺害事件
2015年9月に、住宅3軒で男女6人が殺害された事件。強盗殺人などの罪に問われたナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者は2018年3月、1審・さいたま地裁で死刑判決。東京高裁は19年12月、心神耗弱を理由に1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。検察側は上告を見送った。最高裁が20年9月、無罪を主張する弁護側の上告を棄却、無期懲役の高裁判決が確定した。
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■『BS朝日 日曜スクープ』8月13日の放送内容は現在、公開中です。
【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆
遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
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