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報道・ドキュメンタリー
つながる、ひろがる、地域のわ。わっかフェス~秋田 郷土芸能×音楽のチカラ~
2024年4月28日(日)ひる0:00~0:55
旅・くらし
「別府八湯温泉まつり」
#278
暦に集う
2024年4月28日(日)よる8:54~9:00
ろう者の文化を発信する場所 牧原依里(まきはら・えり)37歳
未来につなぐエール
2024年4月28日(日)よる6:54~7:00
上館誠也 株式会社ShiruBe 代表取締役CEO
#469
fresh faces
2024年4月27日(土)よる8:54~9:00
ワカコさんとマサルくんのお宅は買わないの?? スペシャル
2024年4月27日(土)午後3:00~3:54
地方創生DX
「発信」と「体験」 知る人ぞ知る地方の魅力にフォーカス。
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九州最大の都市、福岡。中心部から離れれば、博多湾や筑紫山地の山々が連なり、まだまだ多くの自然と触れ合うことができます。今回は、そんな福岡市早良区 にある、「リモデルスマイル作品コンテスト2009 家族構成・年齢変化に伴うリモデル」で優秀賞を受賞したお宅を訪ねます。 築32年、木造2階建てのお宅には、Eさんご一家が暮らしています。以前はご夫妻と4人のお子さんの6人で、長崎県にお住まいでしたが、ご主人のご実家で一人暮らしをするお母様と同居するため、7人家族になっても快適に暮らせるよう、リモデルすることにしたのです。 子どもたちの手でビー玉の装飾が施されたアプローチが出迎えてくれるE邸。以前は、田の字型に部屋が区切られていた1階ですが、お母様のために床の段差を なくし、玄関ホールからLDKまでがフローリングでひと続きとなった間取りに変更しました。4人のお子さんの荷物で溢れがちだった玄関の脇には、ウォーク スルークローゼットを設置。帰宅してすぐにコートや荷物を片付けることができ、玄関まわりがすっきりとしました。クローゼットを通り抜ければリビングにつ ながっており、大切な生活動線としても機能しています。7人の家族が集まるリビングは天井を取り払い、上の階にある子供部屋までがひとつの空間としてつな がった吹き抜けにしました。子供部屋はスキップフロアになっており、各部屋同士の段差を活かして視界を遮りつつも、吹き抜けを通して、家の中のどこにいて も家族の気配を感じることができます。もともと子どもたちがリビングで勉強する習慣のあったE邸でしたが、食事時などはテーブルを使うことができず、勉強 を中断しなければなりませんでした。そこで、窓際の明るく眺めのよい場所に机を造り付けることに。家族の見守る中で、いつでも勉強に集中できる環境ができ あがりました。 お母様が慣れ親しみ、寛ぎの場所となっていた和室は、これまでの思い出を大切にできるよう、既存のしつらえを残しました。縁側の隅には給湯用のミニキッチ ンを設置。お母様のご友人がいらした際は、玄関を通らずに縁側から和室に入り、お茶を飲みながらゆっくりとお話しをされていくそうです。 新しくなった我が家で、将来はパン教室を開きたいとおっしゃる奥様。焼きたてのパンの香ばしい匂いに包まれたリビングには、今日も家族みんなの笑顔が集まっています。 設計担当:西薗守 住空間設計室
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九州最大の都市、福岡。中心部から離れれば、博多湾や筑紫山地の山々が連なり、まだまだ多くの自然と触れ合うことができます。今回は、そんな福岡市早良区 にある、「リモデルスマイル作品コンテスト2009 家族構成・年齢変化に伴うリモデル」で優秀賞を受賞したお宅を訪ねます。
築32年、木造2階建てのお宅には、Eさんご一家が暮らしています。以前はご夫妻と4人のお子さんの6人で、長崎県にお住まいでしたが、ご主人のご実家で一人暮らしをするお母様と同居するため、7人家族になっても快適に暮らせるよう、リモデルすることにしたのです。
子どもたちの手でビー玉の装飾が施されたアプローチが出迎えてくれるE邸。以前は、田の字型に部屋が区切られていた1階ですが、お母様のために床の段差を なくし、玄関ホールからLDKまでがフローリングでひと続きとなった間取りに変更しました。4人のお子さんの荷物で溢れがちだった玄関の脇には、ウォーク スルークローゼットを設置。帰宅してすぐにコートや荷物を片付けることができ、玄関まわりがすっきりとしました。クローゼットを通り抜ければリビングにつ ながっており、大切な生活動線としても機能しています。7人の家族が集まるリビングは天井を取り払い、上の階にある子供部屋までがひとつの空間としてつな がった吹き抜けにしました。子供部屋はスキップフロアになっており、各部屋同士の段差を活かして視界を遮りつつも、吹き抜けを通して、家の中のどこにいて も家族の気配を感じることができます。もともと子どもたちがリビングで勉強する習慣のあったE邸でしたが、食事時などはテーブルを使うことができず、勉強 を中断しなければなりませんでした。そこで、窓際の明るく眺めのよい場所に机を造り付けることに。家族の見守る中で、いつでも勉強に集中できる環境ができ あがりました。
お母様が慣れ親しみ、寛ぎの場所となっていた和室は、これまでの思い出を大切にできるよう、既存のしつらえを残しました。縁側の隅には給湯用のミニキッチ ンを設置。お母様のご友人がいらした際は、玄関を通らずに縁側から和室に入り、お茶を飲みながらゆっくりとお話しをされていくそうです。
新しくなった我が家で、将来はパン教室を開きたいとおっしゃる奥様。焼きたてのパンの香ばしい匂いに包まれたリビングには、今日も家族みんなの笑顔が集まっています。
設計担当:西薗守 住空間設計室