番組表
閉じる
メニュー
報道・ドキュメンタリー
わっかフェス~富山・石川発 郷土芸能を未来へ~
2025年5月4日(日)午後1:00~1:55
旅・くらし
ハタ揚げ
#5
暦に願う
2025年5月4日(日)よる8:54~9:00
ワカコさんとマサルくんのお宅は買わないの?? スペシャル
#13
2025年5月4日(日)午後3:00~3:54
都会でシイタケ栽培 豊田みどり(とよた・みどり)75歳
未来につなぐエール
2025年5月4日(日)午後6:54~よる7:00
昭和産業 代表取締役会長 新妻一彦 後編二度と社員のクビは切らない 決意した子会社廃業
#108
トップの源流
2025年5月3日(土)よる6:00~6:30
BS朝日「ウェルビーイング放送中!」
テレビ局らしく、エンターテインメントにして届けていく。BS朝日の、新しい挑戦です。
BS朝日開局25周年記念サイト
BS朝日は2025年の12月に開局25年を迎えます。
BS朝日無料見逃し配信
放送終了後、期間限定で無料配信中!見逃し配信はTVerで!
銀のマルシェ
BS朝日 シニアビジネスプロジェクト始動! シニアが主役の番組・イベントなどに挑戦!
BS朝日×地方創生
BS朝日が取り組む地方創生:『発信』と『体験』“知る人ぞ知る地域の魅力”にフォーカス
BS朝日セールスサイト
効果的な広告配信でビジネスをサポート。 お気軽にご相談ください。
東京大学がキャンパスを構える文京区本郷は、森鴎外や夏目漱石、樋口一葉など文豪たちが愛した、歴史と文化の香りが漂う町です。今回訪ねたお宅は、その昔、徳川将軍が日光東照宮へ向かう折りに利用したと言われる、本郷通りに面するわずか7坪の敷地に建っています。 W邸は、築31年の4階建てビル。ワンフロアの広さがおよそ12帖というこの家で暮らしているのは、建築家のWさんご夫妻と愛犬のジャック君です。以前は 浅草の賃貸マンションにお住まいでしたが、ご主人の仕事場も兼ねており、仕事とプライベートの境がつけられないことがご夫妻の悩みでした。そんな時に見つ けたのが、奥様の実家に近いこのビルでした。1階はおせんべい屋さんの店舗、2階から上が住居というこの物件を、一目見ただけでリモデルのプランが浮かん だというご主人。細長く鉛筆のような形をした古ビルが、まるで海外のアパートメントのように生まれ変わりました。 1階にあったおせんべい屋さんの店舗は、ご主人の建築事務所に。本郷通りに面する壁は大きな一枚ガラスにし、通りを行き交う人々から仕事の様子を見られる ことで、緊張感を持って仕事に取り組めるようにしています。ジャック君も、ガラス越しに通りを眺められるこの場所がお気に入りのようで、今では事務所の看 板犬として道行く人たちの注目を集めています。その事務所の一角には、住居部分への玄関を作りました。仕事場に入るご主人が気持ちの切り替えをする為の、 大切な場所です。 2階から4階までは、それぞれ10帖ほどの広さしかないため、各階の役割分担が重要だったW邸。水回りを集めた2階は、フロア全体を浴室として感じられるよう、浴槽やトイレをカーテンで仕切るだけにしました。 3階はダイニングキッチン、4階は寝室を兼ねたリビングに。3階と4階のあいだには吹き抜けがありましたが、光と風を通しながらも、床として使えるよう、そこには排水溝の蓋などに使われるグレーチングを敷きました。 ここに越してから、一人暮らしのお母様もよく遊びに来るようになり、家族の結びつきが強くなったというWさん。仕事に集中できる環境も整い、これからますます素敵なリモデルのアイデアが生まれてきそうです。 設計担当:ジーファクトリー建築設計事務所 http://www.gaku-watanabe.com/
前へ
東京大学がキャンパスを構える文京区本郷は、森鴎外や夏目漱石、樋口一葉など文豪たちが愛した、歴史と文化の香りが漂う町です。今回訪ねたお宅は、その昔、徳川将軍が日光東照宮へ向かう折りに利用したと言われる、本郷通りに面するわずか7坪の敷地に建っています。
W邸は、築31年の4階建てビル。ワンフロアの広さがおよそ12帖というこの家で暮らしているのは、建築家のWさんご夫妻と愛犬のジャック君です。以前は 浅草の賃貸マンションにお住まいでしたが、ご主人の仕事場も兼ねており、仕事とプライベートの境がつけられないことがご夫妻の悩みでした。そんな時に見つ けたのが、奥様の実家に近いこのビルでした。1階はおせんべい屋さんの店舗、2階から上が住居というこの物件を、一目見ただけでリモデルのプランが浮かん だというご主人。細長く鉛筆のような形をした古ビルが、まるで海外のアパートメントのように生まれ変わりました。
1階にあったおせんべい屋さんの店舗は、ご主人の建築事務所に。本郷通りに面する壁は大きな一枚ガラスにし、通りを行き交う人々から仕事の様子を見られる ことで、緊張感を持って仕事に取り組めるようにしています。ジャック君も、ガラス越しに通りを眺められるこの場所がお気に入りのようで、今では事務所の看 板犬として道行く人たちの注目を集めています。その事務所の一角には、住居部分への玄関を作りました。仕事場に入るご主人が気持ちの切り替えをする為の、 大切な場所です。
2階から4階までは、それぞれ10帖ほどの広さしかないため、各階の役割分担が重要だったW邸。水回りを集めた2階は、フロア全体を浴室として感じられるよう、浴槽やトイレをカーテンで仕切るだけにしました。
3階はダイニングキッチン、4階は寝室を兼ねたリビングに。3階と4階のあいだには吹き抜けがありましたが、光と風を通しながらも、床として使えるよう、そこには排水溝の蓋などに使われるグレーチングを敷きました。
ここに越してから、一人暮らしのお母様もよく遊びに来るようになり、家族の結びつきが強くなったというWさん。仕事に集中できる環境も整い、これからますます素敵なリモデルのアイデアが生まれてきそうです。
設計担当:ジーファクトリー建築設計事務所
http://www.gaku-watanabe.com/