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旅・くらし
車椅子カフェ 中村敦美(なかむら・あつみ)56歳
未来につなぐエール
2024年5月12日(日)よる6:54~7:00
ヤマダデンキ テレビショッピングくらしをシアワセにする リフォームの匠 第3弾
ヤマダデンキ テレビショッピング くらしをシアワセにする リフォームの匠
2024年5月12日(日)午後5:00~よる6:00
報道・ドキュメンタリー
NTT(日本電信電話株式会社) 代表取締役会長 澤田純 前編初任地の電話線設置で触れた 利用者の思いと便利さ
#57
トップの源流
2024年5月11日(土)よる6:00~6:30
ケイトリン・プーザー 株式会社Guardian 代表取締役
#471
fresh faces
2024年5月11日(土)よる8:54~9:00
「海の幸を満喫! 大自然 北海道クルーズ」
#410
世界の船旅
2024年5月11日(土)午前9:30~9:55
地方創生DX
「発信」と「体験」 知る人ぞ知る地方の魅力にフォーカス。
BS朝日無料見逃し配信
放送終了後、期間限定で無料配信中!見逃し配信はTVerで!
「フェラーリ特集回」全28話を配信
最新話以外の「カーグラフィックTV」を配信で視聴できるのは「U-NEXT」だけ!
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栃木県の南東部に位置する茂木町。町の北部を流れる那珂川は日本一の鮎の漁獲量を誇り、7月から10月にかけては、産卵のため下流に下る鮎をとる「やな漁」が楽しめます。また世界規模のバイクレースが行われる「ツインリンクもてぎ」もあり、年間240万人が訪れる観光地です。 今回訪ねたのは、築90年以上の平屋をリモデルしたY邸。祖父の代に建てられた家です。元々タバコやお米を作る農家でしたが、2人の子どもが生まれてからは夫婦で酒屋や工場でも働き、生計を立ててきました。子どもを立派に育て上げ、現在は近くの田んぼで米作りをしながら暮らしていた中、2012年5月に竜巻が家を直撃。屋根がめくれて、裏山から直径1メートルほどもある岩が家の中に転がりこみ、床に大きな穴が開くという大きな被害を受けました。半壊状態の家で途方に暮れていたところ、災害救助ヘリコプターのパイロットである長男の提案で、老後も安全で快適に暮らせるお宅にリモデルをすることにしました。TDYリモデルスマイル作品コンテスト・ブロック別部門で奨励賞を受賞。 竜巻によってめくれ上がってしまったトタンの屋根は、錆に強く軽いガルバリウム鋼板で作り直しました。さらに家全体を持ちあげて、土台にコンクリートを流し込み、床下一面を鉄筋コンクリートの基礎にすることで、地震や台風などの災害に強い家に変えました。 農家住宅ならでは広い玄関土間を、21.5帖の広いリビングに。板間に使われていた立派な桜の木を式台として再利用し、段差を解消することで室内に楽に上がれるようになりました。水回りの出入り口には、空間のアクセントにもなっている赤いゲートが。「この先は段差が大きい」と注意を促すよう目立たせています。また、リビングの一角に、趣味で風景画を描いているご主人の作品を飾るスペースを設けました。可動式の照明が作品を照らし、ギャラリーのような空間に。また、120インチのスクリーンを取り付け、休日になると隣の家に住む長男一家と一緒に映画鑑賞を楽しんでいます。竜巻という災いから始まった今回のリモデルですが、家族の絆を深めるきっかけにもなったようです。 設計担当:ドクターリフォーム・サンセイ http://dr-reform.com/
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栃木県の南東部に位置する茂木町。町の北部を流れる那珂川は日本一の鮎の漁獲量を誇り、7月から10月にかけては、産卵のため下流に下る鮎をとる「やな漁」が楽しめます。また世界規模のバイクレースが行われる「ツインリンクもてぎ」もあり、年間240万人が訪れる観光地です。
今回訪ねたのは、築90年以上の平屋をリモデルしたY邸。祖父の代に建てられた家です。元々タバコやお米を作る農家でしたが、2人の子どもが生まれてからは夫婦で酒屋や工場でも働き、生計を立ててきました。子どもを立派に育て上げ、現在は近くの田んぼで米作りをしながら暮らしていた中、2012年5月に竜巻が家を直撃。屋根がめくれて、裏山から直径1メートルほどもある岩が家の中に転がりこみ、床に大きな穴が開くという大きな被害を受けました。半壊状態の家で途方に暮れていたところ、災害救助ヘリコプターのパイロットである長男の提案で、老後も安全で快適に暮らせるお宅にリモデルをすることにしました。TDYリモデルスマイル作品コンテスト・ブロック別部門で奨励賞を受賞。
竜巻によってめくれ上がってしまったトタンの屋根は、錆に強く軽いガルバリウム鋼板で作り直しました。さらに家全体を持ちあげて、土台にコンクリートを流し込み、床下一面を鉄筋コンクリートの基礎にすることで、地震や台風などの災害に強い家に変えました。
農家住宅ならでは広い玄関土間を、21.5帖の広いリビングに。板間に使われていた立派な桜の木を式台として再利用し、段差を解消することで室内に楽に上がれるようになりました。水回りの出入り口には、空間のアクセントにもなっている赤いゲートが。「この先は段差が大きい」と注意を促すよう目立たせています。また、リビングの一角に、趣味で風景画を描いているご主人の作品を飾るスペースを設けました。可動式の照明が作品を照らし、ギャラリーのような空間に。また、120インチのスクリーンを取り付け、休日になると隣の家に住む長男一家と一緒に映画鑑賞を楽しんでいます。竜巻という災いから始まった今回のリモデルですが、家族の絆を深めるきっかけにもなったようです。
設計担当:ドクターリフォーム・サンセイ
http://dr-reform.com/