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    #147

    バスタブがお出迎え 扉をとっぱらった建築家夫妻の家

    今回訪ねるのは、川崎市宮前平。田園都市線で渋谷まで25分と都心へのアクセスも良く、子育て世代にも人気の街です。
    施主の佐藤圭さんと倫子さんはともに建築家。夫婦で主宰する設計事務所と自宅を兼ねたこの家で、小学3年生の長男と3人で暮らしています。
    築38年のマンションの角部屋の佐藤邸。南と東の2面に大きな開口があるので日当たりも良く、リモデルを前提に購入しました。元々の間取りは2LDK。それを自分たちの好みに合わせて自由に設計できるよう、壁や天井を取り払い、コンクリートむき出しの状態にしました。延べ床面積は約67平米。限られた面積に個室を設けるとどうしても狭い印象になってしまうと考えた2人は、扉がほぼない空間にし、2つの大きな箱を部屋の中に置いて開放感のある住まいを目指しました。1つ目の箱は浴室です。扉が無いので、普段は浴槽が丸見え。バスタブに浸かりながらリビングのテレビも見られるんです!2つ目の箱は寝室です。箱の上のロフトは長男の寝室。箱の側面はクローゼットと多機能な作りになっています。
    リビングの床と壁は同じオーク材を使いました。材の継ぎ目を合わせ、張り方も建物に対して平行ではなく斜めにすることで長さをより感じられ、空間に広がりが生まれています。キッチン一体型のカウンターの長さは約4.5メートル。これはダイニング、仕事スペース、長男の勉強机になっていて、まさに生活の中心になっています。キッチン部分は、既存のものを活用して造作しました。キッチンの後ろ一面は大容量の収納スペースに。表面の塗装はDIYで行い、中には食器などのキッチン用具のほかに、家族全員の季節モノの衣類などを入れています。限られた空間を最大限に生かし、アイデアを詰め込んだ、建築家夫妻ならではのリモデルです。
     
    設計担当:TENHACHI一級建築士事務所  http://www.ten-hachi.com

    【平面図】

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