番組表
閉じる
メニュー
旅・くらし
彩りを写す "都の紅葉"
#84
あなたの知らない京都旅 ~1200年の物語~
2024年12月12日(木)よる9:00~9:54
エンタメ・音楽
エリック・マーティン(MR.BIG)、ロゼ&ブルーノ・マーズ
#1073
ベストヒット USA
2024年12月12日(木)よる11:30~深夜0:00
スポーツ
ラリージャパン現地取材・後編
#1958
カーグラフィックTV
2024年12月12日(木)よる11:00~11:30
年末総ぼやきスペシャル!
#35
家呑み華大
2024年12月12日(木)よる10:00~11:00
魚が食べたい!#201 山形県鶴岡市鼠ヶ関港(ズワイガニ、ブリ)
#201
魚が食べたい!-地魚さがして3000港-
2024年12月11日(水)よる9:00~9:54
BS朝日エピソード0~コンテンツ開発秘話~
番組ホームページで紹介しきれないウラ話や苦労話、コンテンツ開発秘話などをご紹介していきます。
BS朝日無料見逃し配信
放送終了後、期間限定で無料配信中!見逃し配信はTVerで!
地方創生DX「発信と体験」
~芸とおもてなしの文化~ あなたの知らない花街の魅力をご紹介します。
今回訪ねた家は、横浜市上大岡にある築56年の祖母の家をリモデルしたN邸。上大岡は、京浜急行と横浜市営地下鉄の2つの路線が交わる地域で、駅周辺の市街地と丘陵地に広がる住宅街からなる、横浜市南部の中心地。ともに教師のご夫婦と2人の男の子が暮らすN邸は、元々奥様の祖母の家でした。両親が共働きだったため、いつも学校帰りに向かうのは実家ではなく、隣接するこの祖母の家だったそうです。高校を卒業するまで、多くの時間を過ごした思い出がたくさん詰まった場所。奥様にとっては、もう一人の母のような存在だった、その祖母が4年前に他界してからは、親戚が集まる度に使われていましたが、長男が誕生したのを機にこの家を引き継ぎ、リモデルすることにしたのです。 築56年の木造2階建ては、増改築が繰り返され、老朽化している箇所もあり、今回のリモデルで基礎工事や断熱補強、耐震補強も合わせて行いました。Nさんの希望は、祖母が大切にしていた庭と共に住むことでした。そこで、家と庭がつながるように、庭に面する洋間だったリビングを地中蓄熱式床暖房付きの広いモルタル土間に変え、床の高さを下げ、家の内と外が緩やかにつながる空間を作りました。また、祖母が愛した庭を家の中からも楽しめるように大きな掃き出し窓にし、庭の景色を取り込みました。土間の真ん中には、シンクが付いた一体型の大きなダイニングテーブルを作りました。以前のキッチンはI型で、料理する人が孤立していましたが、今はキッチンに立ちながら、子どもの様子を見られるようになりました。庭の眺めもここが特等席です。浮かんで見えるテーブルは、鉄製に変えた2本の柱で支えることで、角の脚が省け、大人数でも一緒に食卓を囲めるようになっています。祖母の思い出と共に残したいものを新たなカタチで残した、家族の歴史をつなぐ素敵なリモデルでした。 設計担当:アトリエコ https://www.atorieco.info
1F before
1F after
2F before
2F after
前へ
今回訪ねた家は、横浜市上大岡にある築56年の祖母の家をリモデルしたN邸。上大岡は、京浜急行と横浜市営地下鉄の2つの路線が交わる地域で、駅周辺の市街地と丘陵地に広がる住宅街からなる、横浜市南部の中心地。ともに教師のご夫婦と2人の男の子が暮らすN邸は、元々奥様の祖母の家でした。両親が共働きだったため、いつも学校帰りに向かうのは実家ではなく、隣接するこの祖母の家だったそうです。高校を卒業するまで、多くの時間を過ごした思い出がたくさん詰まった場所。奥様にとっては、もう一人の母のような存在だった、その祖母が4年前に他界してからは、親戚が集まる度に使われていましたが、長男が誕生したのを機にこの家を引き継ぎ、リモデルすることにしたのです。
築56年の木造2階建ては、増改築が繰り返され、老朽化している箇所もあり、今回のリモデルで基礎工事や断熱補強、耐震補強も合わせて行いました。Nさんの希望は、祖母が大切にしていた庭と共に住むことでした。そこで、家と庭がつながるように、庭に面する洋間だったリビングを地中蓄熱式床暖房付きの広いモルタル土間に変え、床の高さを下げ、家の内と外が緩やかにつながる空間を作りました。また、祖母が愛した庭を家の中からも楽しめるように大きな掃き出し窓にし、庭の景色を取り込みました。土間の真ん中には、シンクが付いた一体型の大きなダイニングテーブルを作りました。以前のキッチンはI型で、料理する人が孤立していましたが、今はキッチンに立ちながら、子どもの様子を見られるようになりました。庭の眺めもここが特等席です。浮かんで見えるテーブルは、鉄製に変えた2本の柱で支えることで、角の脚が省け、大人数でも一緒に食卓を囲めるようになっています。祖母の思い出と共に残したいものを新たなカタチで残した、家族の歴史をつなぐ素敵なリモデルでした。
設計担当:アトリエコ https://www.atorieco.info