みどころ

#281

近江の国で歴史さんぽ! 古の街道と焼き物の里めぐり(#281)

間もなく本格的な夏!
琵琶湖の東側を走るローカル線と高原鉄道で、ふるさと再発見の旅に出かけます。
沿線には昔ながらの街道や絶景一望の神社など、見どころがいっぱい!
ひきたて十割の絶品そばに舌鼓を打ち、忍びの里で温泉を満喫…
終点の駅ではかわいい狸たちが歓迎してくれます!

初回放送日:2021年7月15日(木)

そば処 百百百百
中山道・鳥居本宿の古民家『百々家住宅』を改装した、こだわりの蕎麦店。
挽きたて・打ち立て・茹でたての十割蕎麦が看板メニュー。

多賀大社
天照大御神の親神様を祀る豊臣秀吉ゆかりの大社。

近江酒造
近江鉄道で活躍していた電気機関車を保存展示している酒蔵。

太郎坊・阿賀神社(太郎坊宮)
聖徳太子や源義経ゆかりの勝運の神を祀る神社。

甲賀流・忍びの宿 宮乃温泉
忍者の里・甲賀市にある、近江牛のすき焼きが自慢の湯宿。

信楽高原鐵道の鉄印
信楽駅で通常の鉄印とコラボ鉄印が購入できる。

のぼり窯カフェ
実際に使われていた信楽焼の登り窯を利用したカフェ。

撮影ポイント①近江鉄道 多賀大社前駅→スクリーン駅

撮影ポイント②信楽高原鐵道 貴生川駅→紫香楽宮跡駅

この旅のベストショット!

旅人の独り言…

私は、近江で1時間の旅番組を作ったのは今回が初めてでした。
中山道の宿場や豊臣秀吉・聖徳太子・源義経ゆかりの神社、子供の頃「忍者ハットリくん」で聞き覚えがあった「忍者の街の甲賀」、そして焼き物の信楽焼と狸。「歴史さんぽ」のタイトルのように、歴史の教科書に出てきた場所や人物、今まで自分が見聞きしてきた事に触れるチャンスを頂く機会となりました。
 
その中で、とっても印象的だったのが今回のベストショットの場所です。
 
番組の最後に紹介した、藪の中に佇む信楽焼の狸。お腹に「神有(あみあり)の滝」と書いてありました。実は、狸の先に小道が続き水音に向かって坂を降りて行くと滝があります。その滝の名は「神が有る滝」と書く「神有の滝」でした。
 
日本史に残る偉人たちが敬う神様のもとへ訪れた旅のゴール。様々なご縁にあらためて感謝!と、振り返るきっかけになる作品になりました。