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みどころ

#291

鉄路でたどる おくのほそ道 絶景めぐり 日本海編(#291)

新潟から山形、秋田へ…
かつて松尾芭蕉が旅した「おくのほそ道」を鉄路でたどります。
すっかり秋めいた日本海沿いには旬の美味が目白押し!
芭蕉が見たであろう絶景もそこここに残されています。
城下町や港町を結ぶ、古き良きにっぽんの旅です。

初回放送日:2021年9月23日(木)

福島潟
「21世紀に残したい日本の自然100選」に選出されている新潟の原風景。

安善小路
城上町・村上の風情漂う黒壁の続く小路。

井筒屋
「おくのほそ道」で芭蕉が2泊した宿として知られる。
現在は、村上伝統の千年鮭の加工・販売をしている
「千年鮭きっかわ」が引き継ぎ、鮭料理専門店に。

笹川流れ
日本百景にも選ばれた有数の海岸景勝地。
変化にとんだ美しい景観を遊覧船から堪能できる。

由良海岸
日本海に沈む夕陽と沖合に浮かぶ小島が織り成す
コントラストが美しい海岸。

山居倉庫
明治26年に建てられた米の保管倉庫。
朝ドラ「おしん」他、様々なロケで使われたフォトスポット。

撮影ポイント 小岩川~あつみ温泉

この旅のベストショット!

旅人の独り言…

「おくのほそ道」をたどる鉄路の旅、今回のベストショットは村上の「千年鮭きっかわ」。
松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅の中で見出した俳諧の理念が「不易流行」。
「不易」とは時を越えて不変の真理、「流行」は時代や環境の変化によって革新されていく法則のこと。
平たく言えば、「いい俳句を作りたかったら、普遍的な基礎をしっかり学ぼう。でも時代の変化に沿った新しさも取り入れないとつまらない句になるので気をつけよう」といったところか。
今回の旅で、この「不易流行」を最も感じた場所が、「千年鮭きっかわ」。
鮭の加工場が見学できるというので訪ねてみると、そこで目にしたのが千匹もの鮭が天井から吊り下がっている姿。ベストショットの場面だ。
千年前からの方法で鮭を加工し続けている一方で、芭蕉が村上に滞在した際に泊まった宿を受け継ぎ、鮭料理専門店「井筒屋」としてオープン。
一般の人も気軽にいただけるようになった。
この店で食べた塩引鮭の美味しさは、まさに感動もの。
これぞ「不易流行」の精神そのものではないか。
芭蕉のように、「不易流行」を楽しみ、軽やかに生きていけたら最高だなぁ。
 
担当ディレクター 関口準