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今回は埼玉県本庄市の農家・牧野涼子さんの元へ。訪問時は新玉ねぎの収穫の真っ只中だった。
牧野さんはかつて酪農ヘルパーとして働き、自分の酪農場を開くことを夢見ていた。だが、そのハードルは非常に高く断念…。それでも自然の中での暮らしに憧れ、就農を決意した。
しかし、牧野さんは農業未経験。そんな彼女に幸運が。それが農業の師匠と慕う田端講一さんとの出会い!
牧野さんには田端さんから教わった、ある“金言”があった。師匠が伝えたかったのは、農業で生きていくための“大事な覚悟”だった!
牧野さんは師匠の言葉を胸に農業に励み、今では地域の仲間と『本庄農業女子』を結成するなど農業ライフを満喫している。
そして突然出された、“本庄農業女子クイズ”に工藤が挑戦!その結果は…!?
最後は、牧野さん考案の「新玉ねぎのトースト」と「ひき肉と新玉ねぎのトロトロ炒め」を頂く。あまりの美味しさに工藤が唸る。
FILE35 胸に響いた師匠の教え!酪農ヘルパーから農業女子に
今回、工藤阿須加がやって来たのは埼玉県児玉郡神川町。就農12年目の多品目農家・牧野涼子さん(47歳)を訪ねる。夫と2人のお子さんと暮らす4人家族。約3.5haの「こだまの丘農園まきの」で、季節に合わせて様々な野菜を栽培している。現在は新玉ねぎ出荷の最盛期だという。
玉ねぎの回収をお手伝い
雨の中、収穫後の玉ねぎの回収をお手伝い。濡れると傷み・腐りの原因になるので、急を要する作業!
玉ねぎは、葉が倒れて約1週間後が収穫のタイミングで、根と葉を切った後、乾燥させる。最盛期には1日約300kg収穫し、1シーズンで約6t出荷しているとのこと!
就農のきっかけは?
酪農家の代わりに作業を行う酪農ヘルパーとして働いていた牧野さん。夫と共に、「自分で農業をやるのがいい」との結論に至り、就農を決意。一度は酪農家を夢見たが、子育てとの両立が難しく断念したという。
師匠の元へ
牧野さんの師匠・田端講一さん(71歳)は「若者が農業に興味を持ち、就農のきっかけにして欲しい」との思いから、ぶどう畑を10年前に始めたという。
勤勉な牧野さん夫婦にノウハウを教えた田端さんに、牧野さんへの思いと授けた“金言”について伺った。
シャインマスカット栽培のお手伝い
ふさの成長に必要な作業のお手伝い。葉のつけ根から出てきた芽が伸びた「副梢」を切り取り、余分な葉を剪定する作業。葉が少ないと光合成ができなくなり、葉が密集していると病気になる上、実に日が当たらなくなるという。
新玉ねぎ出荷作業のお手伝い
牧野さんのご自宅にある作業場で、出荷作業のお手伝い。新玉ねぎをXS~2Lサイズに仕分けし、10kgに袋詰めする作業。
牧野さんが転身の苦労について述べた。子育てと農業を両立しながら、今では生活も安定してきたとのこと!
心の支えとは?
同世代の女性就農者に、花農家の友人と共に声がけをして立ち上げた「本庄農業女子」は、牧野さんの心の支えだという。マルシェをはじめ、収穫した野菜を使った料理教室など様々なイベントを開催しており、お祭りに出店し、“本庄農業女子クイズ”を出題することもあるという。
花農家の友人・大谷美紗さん(46歳)に、牧野さんの印象を伺った。
工藤が“本庄農業女子クイズ”に挑戦!果たして、その結果は!?
新玉ねぎを使った料理
採れたての新玉ねぎを使った料理を堪能!
<今回いただいた料理>
・新玉ねぎたっぷりトースト
・ひき肉と新玉ねぎのトロトロ炒め
就農12年目 今後の展望は?
牧野さんが今後の展望について語った。