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#317

息子を失い“27年の喪失”蘇れ!家族の『本来の姿』

今回の依頼者は茨城に住むみゆきさん。長女は独立して、今は夫と2人暮らし。自宅は5LDKと部屋数も多く、収納場所もふんだんにあります。好奇心旺盛なみゆきさんが始めた趣味(料理、ヨガ、英語、歴史、フラワーアートなど)関連のモノがあちこちの収納場所に置かれ、いつしか手に取ることもなくなった状態。終活への意識が芽生えてきたこともあり、自宅をスッキリさせてこれからの毎日をすてきに生きたい…そう思うものの、どこから何を?と悩みながらの断捨離はなかなかはかどらず、やましたさんにアドバイスを求めました。
実はみゆきさん、ずっと大きな思いを胸に抱えて生きてきました。今から20数年前、9歳だった息子の突然の死…。深い悲しみの中、愛情は変わるはずもなく、2階の子ども部屋には息子さんが使っていたモノが、時間が止まったまま置かれています。でも、このままではいずれは長女の負担になってしまう。この機会に息子の思い出と向き合い、自分の気持ちも整理しなければ…今回の断捨離にはそんな決意があったのです。亡き息子と向き合えるのは家族だけ。すぐに向き合うのは難しいけれど、息子さんも家族が元気に生きることを願っているはず…やましたさんの助言を受け、まずはリビングの棚に詰まった趣味のモノを取捨選択するお稽古から開始します。ひとつの空間を整え、次の断捨離へと一段上がる、そんな道筋づくりのために。「息子には、新たな思い出が生まれることはもうない。だから手放せなかった…」そう語ったみゆきさん。夫と娘の協力も得て、一カ所ずつ空間がよみがえっていく中、長い間、触れることができなかった息子のクローゼットを開け、思い出と向き合う時がやってきます。「4人の家族」がこれからの時間を穏やかに幸せに生きるために…。永遠に変わらない愛情を確かめながら、それぞれが大切に向き合った今回の断捨離。果たして、その結末は?