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#316

息子との未来を見つめて 母が挑む家の世代交代

今回の依頼者は、広島に住むじゅんこさん、66歳。親の世代に建てられた大きな一軒家に夫と2人で暮らしていますが、介護施設に入っている母親が月に数回帰宅するため、二間続きの客間に介護ベッドや介護用品が置かれています。じゅんこさんには3人の息子がいて、三男のけいたさんは幼い頃に自閉スペクトラム症と診断されました。今はグループホームで生活しながら、福祉作業所で働き、週末に帰宅して両親と過ごしています。かつて特別支援学校の先生をしていたじゅんこさんは、けいたさんが日常生活を送れるように、さまざまな「支援グッズ」を作ってきました。定年を迎えてからは“絵本セラピー”を学び、月に1度、大人のための絵本の会を開いています。しかし、この絵本の会を開いているリビングを何度断捨離しても、しっくりこないと言います。さらに26歳になる三男のために作った支援グッズも捨てることができません。これからの人生に希望が感じられる部屋づくりをしたいとSOSを出しました。
じゅんこさんの悩みを聞いたやましたさんは、大胆な部屋の模様替えを提案します。おばあちゃんの部屋のモノを断捨離して、絵本セラピーの会を開ける空間に変えようと言うのです。全く予想していなかった提案に唖然とするじゅんこさん。「固定概念を外そうよ!」というやましたさんの言葉に突き動かされ、まずは、おばあちゃんの部屋にある大きなタンスを2つ断捨離、介護ベッドを別の部屋に大移動しました。けいたさんの支援グッズは、同じ悩みを抱えている人に役立ててもらおうと残すことに。断捨離の先に、じゅんこさんは、新たな希望を見出すのです。