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紫舟 書家

紙に書くのが当たり前の書を 立体作品として表現する紫舟。昨年、ヨーロッパ美術界の登竜門「フランス国民美術協会展」で伝統的絵画をおさえ、書家として初めて異例の最高位 金賞を受賞した。”言葉は壁”だと思っていたが、”表現手段”でしかなかったことに気づいたという。書のガラス作品、デジタル作品など、その書の世界はますます広がりを見せるなか、彼女が大切にする”書”に対する思いとは? ■紫舟 作品展 2015年5月26日(火)~6月1日(月) 10:00~20:00(最終日は16時閉場) そごう横浜店 6階美術画廊

6歳より書を始める。大河ドラマ「龍馬伝」題字や伊勢神宮式年遷宮の「祝御遷宮」など話題作を次々に発表。伝統的な書を立体作品やデジタルを使ったメディアアートへと昇華させ、その魅力を海外に向け積極的に発信している。