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#254

松田崇弥 ・ 文登 株式会社ヘラルボニー 代表取締役社長 ・ 代表取締役副社長

知的障がいのあるアーティストの作品を、ファッション性の高いアイテムにプロダクト化し展開する「ヘラルボニー」。手掛けるのは、双子の松田崇弥と文登。
岩手県花巻市を拠点に、アーティストの優れた才能を発掘し、そこに職人の高い技術を掛け合わせて、高品質なプロダクトとして多くの人に作品を届けることに成功している。
これまで、社会福祉法人13社と契約を結び、アーティストへの報酬は施設を通して支払っている。
人気アパレルブランドとコラボしたハンカチも、瞬く間に完売。作品は、駅のラッピングのデザインや建築現場の仮囲いの装飾としても展開し、その発想はとどまることを知らない。
障がいのある人たちのイメージをアートの力で変えていきたいという、松田兄弟の今後のミッションとは。

 

まつだ たかや
まつだ ふみと

1991年 岩手県生まれ。
弟・松田崇弥
東北芸術工科大学企画構想学科卒業。小山薫堂率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズにプランナーとして入社。
兄・松田文登
東北学院大学共生社会経済学科卒業。大手ゼネコンで被災地再建に従事。
その後独立し、知的障がいのあるアーティストが日本の職人とともにプロダクトを生み出すブランド「MUKU」を立ち上げ、プロデュース。
2018年 新しい福祉領域を拡張したいという想いから、株式会社ヘラルボニーを設立。それぞれ、崇弥は代表取締役社長に、文登は代表取締役副社長に就任。
2019年 日本を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」を受賞。