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野口朋寿 (27)
フィッシュレザーブランド「tototo」代表
寒ブリをはじめとした漁業文化が息づく富山県氷見市で、ブリや鯛など
魚の皮を使った日本で唯一のフィッシュレザーブランドを立ち上げた野口。
ブランド名のtototoには富山弁で魚を意味する「とと」と共存する豊かな
未来を作るという意味を込めた。ほとんどが廃棄される魚の皮を有効利用
することでゴミを減らし、氷見市のアピールにもつながる一石二鳥の事業。
さらに、フィッシュレザーが革製品の主流になっていくことで、皮革製品
の製造のためだけに育てられ、処理される動物を減らすことも目論む。
命の恵みを無駄にしない持続可能なものづくりを目指す野口が、氷見市の
有志と共に研究と実験の末、作り上げたフィッシュレザーとは。
のぐち ともひさ
1993年 香川県生まれ。
富山大学芸術文化学部卒業。
大学では漆工芸を学ぶ。レザークラフトを趣味にしていたこともあり、
卒業制作で漆と皮を組み合わせた工芸品の制作に取り組み、
その中で、魚の皮を使ったフィッシュレザーの可能性に目覚める。
同時期、氷見市で魚の皮でサンダルを作る「トトサン」プロジェクトが
活動を開始。彼らと共に魚のレザー製造技術を追求する。
2018年、大学卒業とともに氷見市の地域おこし協力隊に就任し、
フィッシュレザーの事業化に向け本格的に始動。
2019年、クラウドファンディングで資金を集め、
2020年4月、フィッシュレザーブランド「tototo」のネット販売事業を
スタートさせる。