創業95年目。
人間国宝の作品を収蔵する箱からお菓子のギフトBOXまで、幅広いジャンルの桐箱を製造するメーカーの3代目。
藤井は百貨店の売り上げの減少に伴い、
これまでは脇役だった桐箱を主役に変える製品を開発することを決意した。
まず最初に作ったのは、桐の「米櫃（こめびつ）」。
防虫効果があり、湿度も一定に保ち、軽いという桐の特長を最大限に活かした商品は、
海外でも大ヒット。
国内外から、新たな商品の製造依頼が届くようになった。
伝統の技を活かし、現代生活に合わせてアップデートした桐箱とは…

ふじい　ひろふみ

　
1987年 福岡県生まれ
　
普通高校を卒業後、台湾へ語学留学。
2007年 帰国後増田桐箱店へ入社。
2012年 代表取締役社長に就任。
2014年 桐箱の加工技術をいかした「kirihaco」ブランドを立ち上げBtoB事業へ、
その後海外展開などを含め今にいたる。