番組表

放送内容

#110

ゲーム作家 米光一成

ゲーム作家・米光一成(60)は、全国的なヒットを記録した『ぷよぷよ』シリーズの生みの親。その後も『はぁって言うゲーム』『もじあてゲームあいうえバトル』『変顔マッチ』──
数々の話題作を生み出してきた。現在はボードゲームやカードゲームといったアナログゲームの世界で、独自の感性を発揮している。
2018年に発表した『はぁって言うゲーム』は、言葉の抑揚や表情だけで感情を伝えるユニークな仕掛けが話題を呼び、累計120万部を突破。さらに2024年には『もじあてゲームあいうえバトル』が日本ボードゲーム大賞2024投票部門大賞受賞。身近な日常に潜む「面白さ」をすくい上げ、遊びへと昇華させるその設計には、米光の哲学が反映されている。現在は、若手クリエイターの育成にも力を注いでいる。ダメなアイデアも、頭の中で見捨てずに育てると語る米光のまなざしは、若い世代にとって心強い支えとなっている。番組では、アナログゲームの祭典「ゲームマーケット」への出展に向けて新作の開発に挑む米光に密着。人生をかけて“ゲームづくり”というゲームを楽しんでいると語る米光の仕事術に迫った。