番組表

放送内容

#129

パン職人 大澤秀一

2年に1度、フランスで開催される世界最高峰の国際製パンコンクール「MONDIAL DU PAIN(モンディアル・デュ・パン)」。この舞台で、日本人として初の総合優勝を果たしたのが、今回の主役・大澤秀一(39)。
 
群馬・高崎のパン屋に生まれ、幼い頃からパンに囲まれて育った大澤。高校卒業後は当たり前のようにパンの道を志し、実家の店から名店と呼ばれるパン屋まで渡り歩いて腕を磨いた。転機となったのが、パン業界の巨匠・西川功晃のもとでの修業。生き物を扱うようにパン生地と向き合うその姿勢や考え方に感銘を受け、職人としての道が大きく開けた。
 
帰郷後、大澤は念願だった自身のベーカリー「Comme’N」を駐車場に建てた小さなプレハブ小屋でスタート。世界大会を目標に猛特訓を重ねること2年。高級ホテルのベーカリーや人気店を押し退け国内予選で優勝すると、翌年の2019年、第7回「モンディアル・デュ・パン」世界大会にて6部門中3部門を制し、日本人初の総合優勝という快挙を成し遂げた。
 
今年、高崎で新たなブランドを立ち上げ、変わらぬ情熱でパン作りに励む大澤。長年培ってきた技術や感性をさらに磨き、一つひとつのパンに新しい表現や可能性を追い求め続けている。
 
プレハブ小屋から世界の頂点を勝ち取った職人・大澤秀一。
パンとお客に真摯に向き合う日々を追った。