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#191

「里の秋」 (山梨県 南アルプス市)

静かな 静かな 里の秋
お背戸に 木の実の 落ちる夜は
ああ かあさんと ただ二人
栗の実煮てます いろりばた
 
良く知られている童謡「里の秋」。静かな秋の日、母と子が二人でいる情景が歌われています。実はこの歌は、戦争中に作られた、出征した父親を思う歌でした。富士山を望む南アルプス市の農家で、孫と祖父が二人で里芋掘りをする風景に出会いました。夜、会社勤めの父が帰ってきたら、夕食でこの里芋を一緒に食べるのだそうです。